モールテックスが日本の左官業界に新風
2022-12-08 16:38:48
ベルギー発モールテックスが日本の左官業界に新風を巻き起こす!愛知の建材店が正規取扱店として注目
ベルギー発モールテックスが日本の左官業界に革命を起こす!
2023年12月7日、愛知県豊明市にある創業65年の建材店、株式会社毛受に、ベルギー王国ワロン地域政府貿易・外国投資振興庁理事長一行が来社しました。その目的は、同社が正規取扱店として扱う、ベルギー発の左官仕上げ材『モールテックス』への注目です。
モールテックスとは?
モールテックスは、ベルギーのBEAL社が開発した、薄塗りで高強度の左官材料です。コンクリートの1.5倍もの圧縮強度を誇りながら、わずか2.5~3mmの薄さで実現。80色以上の基本色に加え、現場での調色も可能なため、デザインの自由度も非常に高い点が魅力です。セメント石灰系を主原料とし、特殊な樹脂を配合することで柔軟性にも優れ、湾曲にも対応可能。クラックの心配もほとんどありません。
しかし、その施工は熟練の左官職人しかできない高度な技術を要します。そのため、仕上がりの品質は職人の技量に大きく左右され、まさに職人のセンスと技が光る材料と言えるでしょう。
日本の左官業界の現状とモールテックスの可能性
日本の左官は、1000年以上の歴史を持つ伝統技術です。高度経済成長期には30万人を超える職人がいましたが、近年はコストや手軽さを重視する壁紙などに押され、現在は5万人程度にまで減少しています。
しかし近年、健康志向の高まりから、珪藻土や炭などの自然素材を使った左官材料が見直され始めています。株式会社毛受でも、一般住宅から店舗内装まで、左官壁を選ぶ人が増加傾向にあります。
そんな中、登場したのがモールテックスです。株式会社毛受がモールテックスの取り扱いを開始した背景には、左官業界の現状への危機感と、モールテックスの可能性への期待がありました。
多くの左官職人が仕事の減少に悩んでおり、代表の毛受氏自身も左官業界の将来に不安を感じていたそうです。しかし、モールテックスの高い機能性とデザイン性、そして職人からの高い評価を知ることで、この材料に大きな可能性を見出しました。
株式会社毛受とモールテックス
株式会社毛受の代表取締役、毛受進氏は、モールテックスが日本の左官の可能性を広げると確信しています。それは、単に優れた材料であるだけでなく、高い技術を持つ左官職人たちの技と相乗効果を生み出すものだからです。
同社は、確かな知識と技術を持って、モールテックスを全国に広めることを目指しています。そして、左官職人の存在感を高め、左官の価値を高めることを願っています。
まとめ
ベルギー発のモールテックスは、日本の左官業界に新たな風を吹き込む存在となっています。その高い機能性とデザイン性、そして熟練の職人技が融合することで生まれる、他に類を見ない魅力が、人々を惹きつけています。株式会社毛受の取り組みは、日本の伝統技術と最新の素材が融合する未来を示唆しています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社 毛受
- 住所
- 前後町鎗ヶ名1841前後町鎗ヶ名1841
- 電話番号
-
0562-57-2727