株式会社チームボックスがZ世代向け研修プログラムを提供開始
株式会社チームボックスが新たに提供するZ世代向け研修プログラムは、成人発達理論を基にしたカリキュラムで構成されており、特に自律的な成長を促進することを目指しています。現代の企業環境において、新入社員が直面する多くの課題に対抗するための取り組みとして、同社はこのプログラムを設計しました。
現状の課題と背景
厚生労働省の調査によれば、2020年3月に卒業した大学生の32.3%が入社後3年以内に離職しているという事実があります。この数字は年々増加傾向にあり、ますます早期退職が深刻な問題になっています。また、内定辞退の増加も企業が直面する大きな課題となっています。新入社員の“リアリティ・ショック”がこの現象の要因の一つとして挙げられています。このリアリティ・ショックとは、入社前の理想と入社後の現実とのギャップを指し、入社直後に感じるこの不安が、退職の原因となることが多いのです。
パーソル総合研究所による調査では、入社3年目以内でリアリティ・ショックを経験しているZ世代の割合は76.6%に上ります。このため、企業が新入社員に早々にこのギャップを埋める対策を講じることが求められます。
Z世代にも求められる自律的な成長
この状況を改善するためには、単に企業側の取り組みを変えるだけでは不十分です。Z世代自身が自らの視点を変え、会社や上司の意図を理解し、積極的に行動できるようになる必要があります。このために必要なボトムアップの力を身につけることが、今後の社会人としての成長には欠かせません。つまり、マネージャーや上司だけでなく、Z世代そのものがセルフマネジメントを行う能力を育てることが重要です。
チームボックスの研修プログラムを通じて、Z世代が変化を遂げることで、会社や上司に対する理解が深まり、社内での関係構築がスムーズになり、その結果、“こんなはずではなかった”といった不安感の軽減が見込まれます。
Teambox OS プログラムの概要
本プログラムは、世界的に著名なハーバード大学教育大学院のロバート・キーガン教授の研究に基づいて設計されており、Z世代に人間性や成長を促す内容となっています。具体的には、以下のような内容が提供されています。
- - 費用:35万円〜(受講者数やプランによって変動)
- - 期間:約3ヶ月間(基本研修)
- - 受講方法:対面・オンライン対応
- - 対象者:入社前内定者や新入社員、入社数年目までの若手社員
- - 内容:双方向対話学習、目標設定トレーニング、職場実践ケーススタディなど
プログラムの目的
この研修を通じて、参加者は以下のような能力を身につけることを目指します:
1.
社会人としての基盤作り:思考習慣や物事の捉え方、多面的な視点を養い、早期適応が可能となります。
2.
信頼構築力の実装:自律的行動習慣を通じ、自分から行動を起こせるようになります。
3.
コミュニケーション能力の向上:周囲の人々との対話を通じて意見を主張し合える力を身につけます。
4.
オーナーシップ思考の定着:主体的な行動を促進し、自らの成長や達成感を得られるようになります。
5.
エンゲージメントの向上:外部コーチやメンターからのフィードバックを通じて、キャリア形成を支援します。
会社概要
株式会社チームボックスは、組織のリーダー育成や組織文化の強化を目指したプログラムを提供し続けています。“大人が素直に学び合える場”を企業理念として掲げており、カスタマイズされたプログラムで多くの企業をサポートしています。
設立以来、彼らは成長の道に寄り添い、どんな時代や環境の変化においても人は確実に成長できると信じています。
詳しい情報やプログラム内容については、
こちらのリンクからご覧いただけます。