感触で残す新感覚のアルバム "touch album"
タナック、Qoil、電通東日本の共同チームが手掛けた新商品「touch album(たっちアルバム)」は、ただのアルバムの概念を覆します。この革新的な製品は、赤ちゃんのほっぺたやペットの肉球など、その瞬間だけに感じられる“やわらかさ”を科学的に再現し、記憶を触れる形に変えます。
プロジェクト背景と課題
タナックは、医療用サンプル製品の分野で長いキャリアを有する企業です。特にその高い技術力と特殊なシリコーン素材「タフシロン®」には定評があります。この素材は人間の肌に近い柔らかさと耐久性を兼ね備えており、タナックはこの技術をどのように一般消費者向けに応用するかを考える必要がありました。
そこで発足したのが今回の「touch album」のプロジェクトです。タナックの独自技術を一般消費者に活かすことで、従来のアルバムとは異なる体験価値を提供しようという狙いがあります。
Qoilのサポート
Qoilは、タナックの新たな価値創造に向けた伴走支援を行ってきました。単なるデザイン制作にとどまらず、事業の初期段階から関与し、アイデアの創出やプロトタイプの作成までを総合的に支援しています。
その過程で生まれたのが、ぷにぷにした赤ちゃんの頬や、触り心地の良いペットの肉球を保存するアルバムのアイデアです。この発想には、Qoilの持つ豊富なデザイン経験が活かされています。特に、二重構造のゲルと紙を組み合わせた特殊なパッケージ形状は、感触をそのまま再現するための重要な要素になっています。
センサーで計測しオーダーメイドで製造
「touch album」は、赤ちゃんやペットの柔らかさをセンサーで計測し、その情報を元にオーダーメイドのゲルを作成する仕組みです。つまり、写真だけではなく、実際にその時の感触をアルバムとして保存できるのです。これは、一生の思い出を大切にする新しい方法と言えるでしょう。
製品の詳細は、公式サイト(
touch album)にて評判されています。
将来の展望
タナックは、今後「touch album」の商品化に向けた体験の場を設け、一般消費者との接点を増やしていく予定です。さらに、フォトスタジオなどでの展開も視野に入れており、より多くの人々がこの新感覚のアルバム体験をすることが期待されています。
また、共同チームとして電通東日本やQoilは、企業の持つ独自技術を一般消費者に再編集することで、新しい商品体験の設計を進めています。Qoilは、クリエイティブな戦略の設計を通じて、プロジェクトの成功に向けて尽力しています。
代表者の声
Qoilの代表は、「touch albumは人々に新たな思い出の保存方法を提供します。私たちの所持する技術を駆使し、消費者に感動と楽しみを与えることを目指しています」とコメントしています。このプロジェクトは、想像力と技術の融合が生み出す新たな可能性を示しているのです。
一つの思い出を、触れることができる形で残す。この「touch album」が、次世代のアルバムのあり方を切り開くことでしょう。