山仁薬品と「ドライヤーン」の未来
山仁薬品株式会社は、これからも多様なライフスタイルに寄り添うことを約束しています。特に「ドライヤーン®」は、暮らしを支える重要な存在として位置づけられています。4月1日は、「April Dream」と呼ばれる夢を発信する日であり、山仁薬品が掲げる夢もここに含まれています。
日常の会話に潜む「ドライヤーン」
この「ドライヤーン」が、日常の会話に自然に溶け込む未来を見据えています。「ニオイが気になるからドライヤーンを買おう」「湿気が気になるからドライヤーンを使おう」といった会話が、当たり前になることを目指しています。このように、ドライヤーンが「乾燥剤の代名詞」として認知され、小さな悩みに寄り添い心地よさを提供することが、山仁薬品の夢なのです。
70年の歴史と進化
創業から70年にわたり、同社はシリカゲルを基にした乾燥剤の生産を行ってきました。しかし、その存在は地味であり、十分にその違いや使い方、価値が伝わっていませんでした。今、日本の高温多湿化が進む中、湿気やニオイの悩みはより深刻になっています。
このような背景の中、山仁薬品は「買って使いたくなる乾燥剤」を目指して進化することを決意しました。その歴史は挑戦の連続であり、創業者である関谷仁朗はシリカゲルの日本上陸とともに販売権を取得。品質にこだわり、最善を目指す姿勢は現在も続いています。
医薬品への特化と新たな挑戦
2代目の関谷仁宏は、タブレット型やシート型など新しい形の乾燥剤を開発し、3代目の関谷康子は医薬品専用乾燥剤に挑み、確固たるシェアを獲得しました。しかし、会社の未来を見据える中で、環境の変化に対して不安を感じていました。
コロナ禍による影響で医薬品向けの需要が落ちつつある中、新たに家庭やアウトドアでの調味料需要の高まりに気づきました。その時、関谷は自らの体験を思い出します。
乾燥剤を文化にする決意
「いつか調味料専用の乾燥剤を商品化したい」という夢が再燃し、2023年には調味料専用乾燥剤「カタマラーーン」を発売。これにより、少しずつ認知が広まり、社員全体がBtoC事業への期待感を持てるようになりました。
山仁薬品は、湿気だけでなく、汗やニオイに寄り添い、暮らしを豊かにする製品を増やしていく意向です。「不快」を「快」に変える製品作りに注力し続けています。
「ドライヤーン」の親しみやすさを示す未来
「ドライヤーン」を手に取ることが当たり前になる未来を思い描いています。まさに、「乾燥剤ください」ではなく「ドライヤーンください」と言われる未来を目指しています。この未来に向けて、山仁薬品はさらなる挑戦を続けます。
「乾燥剤は心まで乾かしません」。この文化を育て、湿気やニオイの悩みが減少し、心が潤っていくことを期待し、山仁薬品は歩みを進めます。
「April Dream」は、企業の夢を発信するプロジェクトであり、山仁薬品もその実現に向けて全力を尽くします。