女性の力が拓く防災意識の新しい形 - 神戸学院大学の防災女子が実演イベントを開催

「やってみたくなる防災」を推進する神戸学院大学の防災女子

神戸学院大学の現代社会学部に所属する女子学生たちから成る「防災女子」は、11月22日と23日の二日間にわたり、神戸と大阪で開催される防災啓発イベントに参加します。彼女たちの活動は、女性の視点を大切にしながら、より親しみやすい防災に対するアプローチを提案しています。イベントでは特に、災害時にも簡単に作れるレシピ「ポリ袋調理」で、ふわふわの蒸しパンを実演し、参加者に試食の機会も提供します。試食は数に限りがあるため、早めの来場が推奨されます。

イベント詳細

1. 神戸港ワンハート防災デイ vol.2

- 日時: 2025年11月22日（土）10:00-16:00
- 場所: ONE HEART BIRTH（神戸市中央区波止場町5、ポートタワー北側エリア）
- 特記事項: 防災女子の出展は22日（土）のみ。小雨決行・荒天中止。

このイベントは、阪神淡路大震災から30年を迎え、震災を経験していない世代にも防災意識を高めてもらうことを目的として開催されます。神戸復興の地での開催は、参加者にとっても特別な意味を持つことでしょう。

2. 総合フェスタ2025

- 日時: 2025年11月23日（日）10:00-16:00
- 場所: 大阪市立総合生涯学習センター
- 特記事項: 防災女子の学生は13時まで現場に立ち合います。

このお祭りでは、市民団体やNPOが多く参加し、地域の防災や生活支援についてのコーナーが設けられ、身近に防災を学ぶ機会が提供されます。

防災女子とは

「防災女子」は、2014年に神戸学院大学内で結成された学生団体で、女性目線を活かした防災啓発を行うことを目的としています。彼女たちは、災害に直面した際の力をつけるためのアプローチとして、「災害時こそ女子力で乗り切ろう！」という理念を掲げています。

防災に関する専門的な知識を授業で学び、それを基に家庭や地域社会の防災意識を向上させたいという思いから、様々なイベントに参加し、実際に役立つ知識や技術を広めようと奮闘しています。具体的な取り組みとしては、実演やワークショップを通じて、楽しく学べる防災のあり方を提供しています。

当日は、実演を通じて「やってみたくなる防災」を体験していただくことができ、家族やお友達と一緒に訪れても楽しい内容となっています。ぜひ、皆様にもこの機会を利用し、積極的に防災について考えるきっかけとなればと思います。