CATプロジェクトで地域イベントの安心をサポート
NPO法人ちば救命・AED普及研究会(通称:千葉PUSH)は、地域の安全を守るための新たな取り組みとして「CATプロジェクト」を発表しました。このプロジェクトは、イベントの開催時に必要なAEDの貸与とその効果的な活用方法を提案するものです。
AEDの重要性を再認識
AED(自動体外式除細動器)は、心停止の際に必要不可欠な救命器具ですが、その存在を知っている人は多くても、使用方法や設置場所について理解している人は十分ではありません。これを受けて、千葉PUSHはAEDの重要性を広めるため、これまで多くの団体や個人を対象に講習会や啓発活動を行ってきました。
プロジェクト内容
「CATプロジェクト」は、地域でのスポーツ大会やイベントでのAEDの利用を促進するために設計されています。法人格に関係なく、様々な団体がこのプログラムに参加することができ、イベント時にAEDを実費負担でお貸しします。これにより、イベント主催者は必要な装備を簡単に手に入れられるだけでなく、AEDの効果的な配置や活用方法についてもサポートを受けられます。
安全な環境の構築を目指して
このプロジェクトの目的は単にAEDを貸与するだけではありません。イベントに参加する人々の安心感を高め、実際に救命活動が行われたケースを通じてその重要性を実感してもらうことも狙いです。また、AEDの設置を促進し、地域での救命教育を進めることで、多くの人々が安全に楽しめるイベントを実現したいと考えています。
プロジェクトの期間と始まり
CATプロジェクトは2025年1月から2026年12月までの2年間にわたって実施されます。第1弾として、ジャパンラグビーリーグワンのNECグリーンロケッツ東葛のホストゲームでAEDを貸与することが決まっています。これは、スポーツイベントにおけるAEDの重要性を示す良い機会となるでしょう。
参加方法
更なる詳細や応募方法については、千葉PUSHのホームページをご覧ください(
千葉PUSH HP)。
私たちのそばに、AEDを。地域の大切なひとを守るため、あなたもぜひプロジェクトに参加してください。安全なイベント運営をサポートし、多くの人々が安心して楽しめる環境作りを一緒に目指しましょう。