上智大学フリークスとTerrier、全日本アルティメット選手権出場権獲得
2025年9月20日から21日にかけて静岡県富士市の富士川緑地公園で開催された「第50回全日本アルティメット選手権大会・敗者復活戦」では、上智大学フリークスがオープン部門、Terrierがウィメン部門でそれぞれ優勝し、10月に行われる本戦への出場権を獲得しました。
アルティメットの魅力
フライングディスク競技であるアルティメットは、2チームが各7人の選手から構成され、100m×37mのコート上でディスクをパスし、相手チームのエンドゾーンでキャッチすることで得点を獲得します。この競技はスピードや持久力、ディスクの特性を活かした戦略が求められ、選手たちは「スピリット・オブ・ザ・ゲーム」に基づき、セルフジャッジを行うという特異性があります。これが「究極(Ultimate)」と名付けられた理由でもあります。
大会の概要
今回の「第50回全日本アルティメット選手権大会」は、日本国内の大学およびクラブチームが集結し、全国の頂点を決定する重要な大会です。主催は一般社団法人日本フライングディスク協会で、文化シヤッター株式会社の協賛のもと、開催されました。
開催日程
- - 敗者復活戦: 2025年9月20日(土)-21日(日)
- - 場所: 富士川緑地公園(静岡県)
参加者は合計で431名に上り、オープン部門は18チーム、ウィメン部門は3チームがエントリーしました。これに先立ち、5月と6月には各地区での予選が行われ、合計116チームの参加がありました。
オープン部門とウィメン部門の結果
- - オープン部門第1位: 上智大学フリークス
- - ウィメン部門第1位: Terrier
両チームは見事なパフォーマンスを見せ、特に上智大学フリークスは、その技術力と戦術で観客を魅了しました。Terrierもまた、チームワークの良さと選手の連携プレーで勝利を運びました。
今後の展望
10月には本戦が控えており、今回勝ち上がった両チームのさらなる活躍が期待されます。特に、上智大学フリークスは名門校としてのプライドを賭けて、アルティメット界の頂に挑む姿勢を貫いていくことでしょう。Terrierも含め、全国のチームとの対戦が待ち遠しいところです。
今回の大会が、アルティメット競技の普及やファン層の拡大に繋がることを願います。また、フライングディスク競技そのものがどのように発展していくのか、今後の展開にも注目が集まります。
興味のある方は、ぜひ本戦の観戦をお勧めします。チームの歴史や選手たちの熱い戦いを目の当たりにできる貴重な機会です。