ESPACTの初公演「リ・リ・リィンカーテンコール」開催決定！謎解き体験型の魅力に迫る

ESPACTの初公演「リ・リ・リィンカーテンコール」開催決定！

東京都世田谷区のアトリエ第Q藝術で、2024年10月3日から6日まで、イマーシブシアターと謎解きをテーマにした新しい創作団体ESPACTの始動公演が行われます。公演の名称は『リ・リ・リィンカーテンコール』。この作品は、観客がただ観るのではなく、物語の一部になることを目的とした、体験型の演劇です。メンバーたちが自身で製作したこの公演は、観客が能動的に参加できる新しい物語体験を提供します。

ESPACTは、2024年4月1日に設立された新しいイマーシブシアター創作団体で、全メンバーは俳優でもあります。団体のメンバーには、横山統威、吉野めぐみ、藤井千咲子、橘沙穂、徳岡あんな、大﨑萌々香、山本美佳、わたなべゆうた、梅田脩平などが名を連ね、全体で10名のメンバーで構成されています。彼らは『謎のあるイマーシブ』をコンセプトに、リアルな体験と物語に没入する世界を創り上げます。

公演の舞台

本作はアトリエ第Q藝術全体を舞台として利用し、物語は架空の追悼公演を題材に展開します。来場者は、追悼公演を見に来た観客という設定で、地下1階から2階までのフロアを巡りながら物語を体感していきます。実際にオーディションで選ばれた俳優も参加し、12名以上のキャストが登場することが決定しています。

あらすじ

作品の背景には、100年前の大正時代に存在した劇団「浪漫奇譚」の伝説があります。この劇団は看板女優の急死や劇団員全員の事故によって、消滅してしまいました。しかし、彼らの作品は現代まで語り継がれ、「浪漫奇譚」は伝説の劇団として語られる存在となります。2024年、「浪漫奇譚」を受け継いだ「劇団ロマンティックノース」が松鶴睦から追悼公演の依頼を受け、彼らの最後の作品を上演することになります。観客たちは追悼公演の場で、偶然にも時を超えた人々との出会いを体感することがなります。この物語は、逢うはずのなかった人々と出会い、共に【言葉を探す】という新しいテーマを探求しています。