宝塚歌劇の料金改定について
宝塚歌劇が111周年を迎える中、2026年1月より座席料金の一部改定が行われることが発表されました。これは物価の上昇や劇場運営にかかるコストの増加に対応するための措置です。長年にわたり、宝塚歌劇は座席料金を据え置く努力を重ねてきましたが、近年の経済状況を鑑みると現行の料金体系の維持が困難になっています。
料金体系の変更内容
宝塚大劇場の変更点
1.
座席区分の見直し
1階席に関して、現行のSS席、S席、A席の三区分を
SS席、S+(エスプラス)席、S席 の三区分に変更します。特に、S+席は中通路より前方に位置し、より良い観劇体験を提供します。また、現行の立見エリアには新しいS席が設けられ、多くのお客様に着席で観劇いただけます。
2.
2階席の料金について
2階A席・B席はこれまで通りの価格で提供され、幅広い層のお客様に観劇していただける環境が維持されます。ただし、B席最後列の割引販売は終了します。
東京宝塚劇場の変更点
東京宝塚劇場でも同様の変更が実施されます。1階席の区分は変更なしで、SS席、S席の二区分を維持しつつ、2階席はS席、A席、B席の三区分となります。こちらもB席最後列の割引販売は終了となります。
実施時期
新しい料金体系の実施は以下の日程で行われます:
- - 宝塚大劇場: 2026年1月1日から
- - 東京宝塚劇場: 2026年1月10日から
まとめ
宝塚歌劇は、華やかでオリジナリティのある作品を今後も提供し続けるために、今回の料金改定を実施することとなりました。お客様に心から楽しんでいただける劇場体験を提供するために、引き続き努力を怠らず進んでまいります。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
詳細情報は、阪急電鉄の公式ウェブサイトでもご確認いただけます。今後とも宝塚歌劇をどうぞよろしくお願いいたします。