新規事業支援プラットフォーム「Spready」との提携が始まるCentou
株式会社almaが開発したインサイトマネジメントSaaS「Centou」が、同じく新規事業支援を行う「Spready」との提携を発表しました。この連携により、企業の新規事業開発におけるサポート体制がさらに強化されることが期待されています。
Centouの概要と魅力
「Centou」はユーザーインタビューによって得られたデータを解析し、顧客に関する深い理解をもたらすシステムです。これまでに大小さまざまな企業に導入され、売上の倍増や短期間での新規事業立ち上げなど、多くの成功事例を上げています。このツールは、データの蓄積だけでなく、そのデータを元にした事業戦略の策定にも力を入れています。ユーザーの声をしっかりと聞き入れることで、市場にマッチした商品やサービスの提供につながるのです。
Spreadyとは?
一方、Spreadyは、日本の新規事業界における「出会い」を提供するプラットフォームです。およそ500社の企業が利用しており、ユーザーインタビューに特化したサービスを展開しています。こちらも多くの新規事業アイデアの検証をサポートし、その結果から得られた知見は参加企業にとって非常に貴重なものとなっています。
提携がもたらす利点
今回の提携により、CentouとSpreadyは新規事業の立ち上げをよりスムーズに行える環境を整えることを目指します。インタビュー相手の選定から、得られたデータの管理、そして仮説への応用まで、これまでバラバラだったプロセスが一貫して行えるようになります。
具体的には、まずSpreadyが企業に対して適切なインタビュイーを紹介し、次にCentouがそのデータを整理・分析する流れが強化されていきます。この協力体制は、企業が新規事業を立ち上げる際の課題を克服しやすくすることでしょう。
企業のコメント
Spreadyの中村真隆氏は、「我々はこれまで多くの企業にサポートを行ってきましたが、Centouはそのニーズを真剣に受け止め、非常に素晴らしいサービスを提供しています。今回の提携により、お客様の知見を蓄積し、イノベーションを加速させることができるよう努めます」と語っています。このように双方の企業は、提携がもたらす先行きに大きな期待を寄せています。
加藤けんじ氏も、「新しい事業が失敗する最大の原因は、顧客ニーズに応えられないことです。今は事業成長のためのユーザー理解が求められる時代です。Spreadyとの連携を通じて、ユーザー視点の重要性を実感しています」と強調しました。
コラボイベントの開催
また、CentouとSpreadyは、提携に伴い「ユーザーインタビュー後の分析」に関する共同イベントを開催する予定です。新規事業開発において顧客の声を反映させるための具体的な分析手法を紹介する内容となっており、参加者がより効果的に情報をまとめるためのヒントを提供します。
このイベントの詳細については、Spreadyの公式サイトから参加申し込みが可能です。
まとめ
CentouとSpreadyの提携は、日本における新規事業の支援に新たな風をもたらす可能性を秘めています。新しいビジネスモデルを構築するために、互いに連携を深めていくことで、企業やスタートアップがさらに成長できる環境が整っていくでしょう。これからの動きに注目が集まります。