フィンエアー、日本路線増便で欧州旅行が加速!2025年夏スケジュール発表
北欧を拠点とするフィンエアーは、2025年3月末より日本路線の増便を段階的に実施すると発表しました。東京(羽田・成田)、名古屋、大阪の3都市とヘルシンキを結ぶ路線の強化により、日本とヨーロッパ間のアクセスが大幅に向上します。
特に注目すべきは、名古屋(中部国際空港)とヘルシンキ間の増便です。2025年3月30日からの夏期スケジュールでは、現在の週2便から週4便へと倍増します。この増便は、欧州からの観光客増加と、ビジネス目的での渡航増加という、両方の需要に対応するものです。
フィンエアー日本支社長のサカリ・ロム氏は、この増便について、「フィンエアーは、北欧諸国、ヨーロッパ、バルト三国への優れたネットワークを日本の旅行者の皆様に提供することをお約束いたします。法人旅行の需要は引き続き堅調で、レジャー旅行の需要も富裕層に支えられています。また、円安効果によるインバウンド需要の増加も期待しています」とコメントしています。
今回の増便によって、2025年夏には日本とヘルシンキを結ぶ路線全体で、週20便から週25便に増加します。内訳は、東京(羽田)週7便、東京(成田)週7便、大阪(関西)週7便、そして名古屋(中部)週4便です。
フィンエアーは、ローマ、プラハ、ロンドンなど、ヨーロッパの70都市以上に就航しています。日本発の便は夜出発で、ヨーロッパ各都市には午前中に到着するという利便性の高いスケジュールです。同社は、今後も旅行者のニーズを捉え、サービス向上に努めると表明しています。
フィンエアーの取り組みと企業概要
フィンエアーは、oneworldアライアンスに加盟しており、アジアとヨーロッパを結ぶ航空ネットワークにおいて重要な役割を担っています。Skytrax Awardsにおいて「北欧のベストエアライン」に14年連続で選出されるなど、高い評価を得ています。2023年には創立100周年を迎え、歴史ある航空会社としての信頼も厚いです。
さらに、日本航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、イベリア航空との欧州線共同事業により、日本とヨーロッパ間の旅行者は、共同運賃やより多くのフライト選択肢、そして利便性の向上といった恩恵を受けています。
フィンエアーは、Nasdaq Helsinki証券取引所に上場しています。公式サイト、SNSなどを通じて、最新の情報を発信しています。
今回の増便は、日本とヨーロッパ間の観光・ビジネス交流をさらに活性化させる大きな一歩となるでしょう。今後、フィンエアーの更なる取り組みにも期待が高まります。