ハウスコム株式会社、D&I AWARD 2024での受賞について
不動産業界の「地域社会で最も人によりそう住まいのデザインカンパニー」を標榜するハウスコム株式会社は、株式番号3275で知られています。東京都港区に本社を置く同社は、株式会社JobRainbowが実施する「ダイバーシティ&インクルージョン」アワード『D&I AWARD 2024』において、最高位の「ベストワークプレイス」に認定されました。本受賞は、同社のダイバーシティ&インクルージョンへの取り組みが評価された結果であり、特に今年度は過去最高得点となる95点を記録しています。
D&I推進のための具体的な取り組み
1. ジェンダーギャップへの対応
ハウスコムでは、男女の働き方改革や女性の活躍を応援するため、産休からの復職支援制度を整備しています。また、宅地建物取引士などの資格取得を奨励するプロジェクトや自己啓発支援金の支給、さらには不妊治療に対する費用補助も行っています。こうした取り組みにより、社員が安心して職場と家庭を両立できる環境を提供しています。
2. LGBTQ+への理解とサポート
多様性を重視する同社では、LGBTQ+の社員が相談しやすい環境を整えています。専用のビジネスネーム制度を導入し、同性パートナーへの福利厚生も手厚くなっています。また、社外福利厚生とも提携をしており、パートナーシップを公表した社員も優遇される制度があります。
3. 障害者支援の取り組み
ハウスコムは2018年から障害者共働プロジェクトを開始し、障害者が快適に働ける環境を整えています。具体的には、バリアフリー工事を実施し、障害者に配慮した労働環境を確保しています。また、千葉県柏市では「ハウスコムファーム」を開設し、障害者雇用の促進に力を入れています。
4. 多文化共生の推進
国籍や民族が異なる社員同士が互いに理解し合えるような文化の形成にも努めています。新たに入社した外国人社員に対して、日本語研修を実施し、スムーズなコミュニケーションが図られています。また、留学生支援団体にも参加しており、日本での生活をサポートする取り組みも行っています。
5. 育児・介護支援
社員が育児や介護を理由に離職することがないように、柔軟な勤務制度が設けられています。例えば、育児休業中の男性社員の取得を促進し、復職後の支援手当も支給されます。さらに、育児や介護のために短時間勤務や週休3日制を選べる制度もあり、家庭と仕事の両立が可能です。
以上のような様々な取り組みを通じて、ハウスコムは今後も社員一人ひとりの個性を大切にし、誰もが活躍できる職場づくりを推進していきます。D&Iの活動を通じて、顧客体験の向上にも繋げていく方針です。
D&I AWARDの概要
D&I AWARDは、日本国内でのダイバーシティとインクルージョンに向けた企業の取り組みを評価するアワードで、評価指標は100項目に及びます。評価される要素には、ジェンダー、LGBTQ+、障害、多文化共生、育児・介護が含まれます。多数の企業が参加し、各社の配慮や取り組みが可視化されています。
会社概要
ハウスコム株式会社は不動産テックを活用し、業務効率の向上をすすめています。"地域社会で最も人によりそう住まいのデザインカンパニー"を目指し、社員体験と顧客体験の融合を追求しています。
- - 会社名: ハウスコム株式会社
- - 所在地: 東京都港区港南2-16-1 加工網の海
- - 資本金: 4億2463万円
公式サイト:
ハウスコム公式ページ
今後も、全社員に配慮した職場づくりを進め、多様性を尊重した企業活動を行っていくことで、より良い社会貢献を果たしていくことでしょう。