ダイワコーポレーションの新たな挑戦
株式会社ダイワコーポレーションは、神奈川県川崎市に新たに物流施設「川崎営業所」を建設することを発表しました。2026年の稼働を予定しており、これは同社の物流戦略における重要な一歩となります。この新施設は、スターゼン株式会社と締結された「定期建物賃貸借契約」に基づき、特定企業専用のBTS型物流施設として設計されています。
物流施設の概要
この川崎営業所は、地上7階建て、施工床面積は約3万9500㎡という大型施設で、位置するのは物流インフラへのアクセスに優れた東扇島地区です。施設名は「スターゼン東扇島センター」として、食品の流通加工施設を併設した物流センターとして機能します。特に注目すべきは、保税倉庫認証の取得を目指すことによる業務の拡大やCO2排出量削減の取り組みです。
環境への配慮
ダイワコーポレーションは、物流効率の向上だけでなく、環境保護にも力を入れています。新設される物流施設では、最近の物流業界での「2024年問題」に対する備えとして、効率化を図る方針が打ち出されています。このように、効率化の推進を通じて企業のCO2排出量を削減する取り組みは、今後の持続可能な社会づくりに向けた重要な施策となると期待されています。
地域との連携
ダイワコーポレーションは、地域との関係を大切にしながら事業展開を進めています。今回の川崎営業所の開設予定地は、地域経済の活性化にも寄与することが期待されています。また、同社は2026年には創立75周年を迎えるにあたり、関東地域での少年野球大会やフードロス削減プロジェクトなどの社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。
物流拠点のさらなる展開
ダイワコーポレーションは、川崎営業所のほかにも、横浜鶴見営業所や埼玉東所沢営業所など、積極的に物流拠点を展開しています。これにより、関東圏の物流効率を高め、お客様のニーズに応じたサービス提供に努めています。物流業界全体の地位向上を目指すとともに、100年企業を志向する同社の未来に期待が寄せられます。
内覧見学会の実施
現在、ダイワコーポレーションでは、興味のある企業向けに物流施設の内覧見学会を随時開催しています。興味がある企業は、ぜひ同社営業本部に連絡をしてみてください。新しい物流施設の見学を通じて、同社のサービスや未来のビジョンを直接体感することができる良い機会です。
企業概要
ダイワコーポレーションは、東京都品川区に本社を置き、東京、神奈川、千葉、埼玉に物流拠点を展開する企業です。1951年の設立以来、倉庫管理業や物流不動産業、物流コンサルティング業に従事し、業界内の信頼を確立しています。今後も、地域社会と共に成長し続けることを目指しています。