音楽表現と写真を融合する新プロジェクト
一般社団法人El Sistema Connectが運営するホワイトハンドコーラスNIPPONが株式会社シグマから寄贈された「Sigma BF」カメラを使用して、子どもたちの音楽表現をより豊かにする新しい取り組みを開始しました。このプロジェクトは、音楽だけでなく、身体表現やメディアアート、写真など、様々な表現方法を通じて子どもたちが自己を表現する機会を提供します。
プロジェクトの核には、CCOである田頭真理子が提案する音楽ワークショップがあります。ここでは、楽曲を写真という視点から表現することで音楽の理解を深める趣旨が込められています。2024年2月22日に行われた第一回目のワークショップでは、初めてカメラに触れる子どもたちがSigma BFを使い、楽しみながら撮影を行いました。Sigma BFの直感的な操作性によって、子どもたちは臆することなくカメラを持つことができ、その成果に手応えを感じたようです。
参加した子どもたちの柔軟で多様な感性は、音楽と写真の両方の表現に新しい息吹を吹き込んでいます。彼らが撮影した作品を通じて、音楽表現に加え、写真という新しい視点が生まれることが期待されます。さらに、これからはホワイトハンドコーラスNIPPONのオリジナル曲「にじふらい」を含む数曲をテーマにした写真作品も制作し、自主公演での発表を予定しています。
子どもたちとカメラの出会い
初めてのカメラ体験は、多くの子どもたちにとって興奮の瞬間でした。参加者の一人である声隊のKくんは、「カメラで写真を撮る」という人生初の経験を振り返り、撮影した作品におけるそれぞれの視点がいかに個性に富んでいたかを話しています。完成した写真は、同じ瞬間でも撮影者によってさまざまな構図や雰囲気が表現されており、写真撮影の魅力を再認識する機会となったようです。さらに彼は、「写真撮影は工夫次第で無限の可能性がある」と感じたと語っています。
また、講師の大町彩乃さんは、自身を撮影したサイン隊のメンバーとのやり取りがあったことを振り返り、無音の中でも何かが通じ合った特別な感覚があったと述べています。出来上がった写真は、温かみのある出来栄えであることから、たくさんの刺激と思い出を提供してくれたと語ります。
より広がるエルシステマの活動
ホワイトハンドコーラスNIPPONは、あらゆる子どもに開かれたインクルーシブな合唱団です。聴覚や視覚に障がいのある子ども、車いすユーザーなど、多様な環境を持つメンバーが共に音楽を楽しむことができる活動を進めています。この活動はエルシステマの理念に基づき、すべての子どもが無料で参加できるという公平性を保たれています。
最近では、2023年のキッズデザイン賞を受賞し、2024年にはウィーンでのバリアフリー国際賞『ゼロ・プロジェクト・アワード2024』や2025年の『第3回やなせたかし文化賞』受賞も見込まれています。これからもエルシステマの理念を継承し、多様な表現の場を提供し続けることでしょう。
公式SNSと今後の活動
ホワイトハンドコーラスNIPPONの公式ウェブサイトやSNSでは、今後の活動についても随時更新されています。子どもたちの新たな表現を見ることができる機会をお見逃しなく! 公式HP:
エルシステマコネクト
公式X:
ホワイトハンドコーラスNIPPON X
公式インスタグラム:
WHC Official Instagram
この新たな試みによって、子どもたちの表現力がどのように広がっていくのか、楽しみにしたいですね。