司馬遼太郎の名作『街道をゆく』全43巻の完全予約BOXセット登場
日本文学の巨星、司馬遼太郎氏が手掛けた『街道をゆく』シリーズ。四半世紀にもわたる連載は、戦後日本を代表する紀行文学の金字塔として、その価値は今なお色あせません。2026年3月には、全43巻と『街道をゆく 夜話』を収めた特別なBOXセットが発売されることが決まり、その概要が発表されました。予約受付期間も当初の予定を大幅に超えて、2026年2月末日まで延長されることになりました。
予約販売の特典
この特別なBOXセットには、研究や読み物としての充実を図るための3つの特典が付いています。まず、1971年の『週刊朝日』に掲載された初回連載の復刻版が手に入ります。これは、当時の日本社会や文化が色濃く反映されたもので、司馬遼太郎の視点から戦後日本を垣間見る貴重な資料となるでしょう。
次に、全国の『街道』を網羅した日本地図ポスターが付属。このポスターは、作品中の旅のルートや訪れた地を一目で把握できるため、読者により深い理解を促します。そして最後に、しおりとして使用できるカードルーペも特典として用意されています。このルーペは、文章を読みやすくし、旅の興奮を手元で確認する手助けとなります。
価格と購入方法
販売価格は、通常の文庫版『街道をゆく』43巻と『夜話』の合計定価に合わせた34,518円(税込)に設定されています。特典が付くこのBOXセットは、予約販売のみでの取り扱いとなりますが、予約の締切が過ぎた後でも特典の付かないBOXセットは購入可能です。興味のある方は書店やAmazon、ASA(朝日新聞販売店)での早めの申し込みをお勧めします。
司馬遼太郎の魅力
『街道をゆく』は、特定の道や場所に焦点を当て、それに基づく歴史や文化を独自の視点で描く作品です。著者自身の旅の経験や思索が織り交ぜられており、日本国内の文化的な遺産を再認識させてくれます。司馬遼太郎が生きた時代背景を反映し、自然や人々との交流を通じて、読者は自らのルーツについて考えさせられるでしょう。
日本の文化や歴史に対する理解を深めつつ、名作を手にする絶好の機会です。
上記の予約BOXセットは、公式サイトでも詳細が確認できますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。特典内容や発売日についての最新情報は、随時更新されます。
また、2026年以降に申し込む場合には、商品のお届けが4月以降になる可能性もあるため、今回は早めの購入をおすすめします。