ClariS、涙と感動のツアーファイナルをZepp Nambaで開催!
ClariSが、現体制での最後のツアー「ClariS AUTUMN TOUR 2024 ~Via Fortuna~」のファイナル公演を、2023年11月10日に大阪のZepp Nambaで行いました。この公演は、10月26日に東京でスタートし、全5公演を成功させた集大成となります。そして、このツアーでカレンの卒業が発表され、彼女たちの友情と感謝が詰まった特別な夜となりました。
オープニングでは、ファンにはおなじみの執事KUMAが登場し、これまでのClariSの物語を振り返ります。そして、クララとカレンが「Clear Sky -2024-」のパフォーマンスを披露し、会場は一気に盛り上がります。この曲は、彼女たちの過去の軌跡を辿る意味も込められた新録のベストアルバムよりの曲です。続いて、代表曲「コネクト」も披露し、盛り上がりは最高潮に達しました。
ライブは、執事KUMAの語りを交えながら進行し、クララとカレンの歴史を刻むセトリに感動が広がります。特に、クララは膝の怪我にも関わらず、カレンと息の合ったダンスを披露しました。「1つひとつの言葉を噛み締めて歌っていきたい」という意気込みが感じられました。「blossom」では、ファンもペンライトを振り、共に一体感を楽しみました。
10月のリリースに合わせ、“秋”をテーマにした新作も盛り込まれ、中盤では新曲「秋のグラディエント」や有名カバー曲が披露され、秋の情緒が漂います。『風は秋色』や『木枯しに抱かれて』などのメドレーは、彼女たちの魅力を引き出す瞬間でした。
それでも感動は続き、過去の楽曲や最近の新曲も初披露し、観客の心を掴んで離しません。メモリアルメドレーでは、クララとカレンが共に歌い上げ、感情が高まりました。そして新曲「Evergreen」の際には、互いの絆を確かめる抱擁が観客の心を温かく包みました。
アンコールでは、「Reflect」が披露され、カレンが涙ながらにファンへの感謝を伝えました。彼女は「この10年、1日も幸せじゃなかった日はなかった」と言い、別れの挨拶はせず、今後の幸せを祈る言葉で締めくくります。クララも手紙を通して、共に歩んできた思いを語り、観客は感動のあまり涙を流す姿も見受けられました。
最後に、2人が歌った「PRECIOUS」は、彼女たちの愛情に溢れた瞬間でした。ファンと共に「大好き」と叫び合い、大切な思い出となる瞬間を共に味わいました。今回の大阪公演は、ClariSの感動的な挑戦の終幕であり、ファンとの絆がさらに深まった特別な一夜となりました。
セットリスト
1. Clear Sky -2024-
2. コネクト
3. 仮面ジュブナイル
4. Prism
5. CLICK
6. again
7. Gravity
8. SHIORI
9. blossom
10. 秋ソングメドレー:
- 秋のグラディエント
- 風は秋色
- 木枯しに抱かれて
- 月のしずく
- 思秋期
11. border
12. ヒトリゴト
13. CheerS
14. アリシア
15. ALIVE
16. シニカルサスペンス
17. ふぉりら
18. コイセカイ
19. メモリアルメドレー:
- recall
- 君がいると
- アイデンティティ
- 陽だまり
20. Evergreen
アンコール:
EN1. Reflect
EN2. PRECIOUS