第12回水中会議の開催概要
2025年3月14日(金)、一般社団法人日本水中ドローン協会が主催する「第12回水中会議(ミズナカカイギ)」がオンライン形式で開催されます。本年度のテーマは「AUV戦略 利用実証の成果と展望」となり、内閣府が主導するAUV(自律型無人探査機)関連の最新情報を得る貴重な機会が提供されます。
随時アナウンスが必要なAUVの重要性
近年、AUV技術の進展は目覚ましく、特に海洋分野においてそのポテンシャルが期待されています。しかし、一般の方々にはその詳細や実績が伝わっていないのが現状です。水中ドローン協会はこうした情報の普及を目的とし、今回の会議を企画しました。
講演内容と著名な講師
本ウェビナーでは、2社の代表が講演を行います。コスモエコパワー株式会社の徳永遼平氏は、浮体式洋上風力の水中部点検におけるAI搭載ROVの活用可能性について語ります。彼のキャリアは、大島造船所での生産管理から始まり、コスモエコパワーでは洋上風力関連の実務に携わってきました。
一方で、いであ株式会社の髙島創太郎氏は、自律型無人探査機(AUV)の利用実証事業への参加とその目的について講演します。彼は環境調査分野での長い経験を持ち、AUVの民間技術移転に対しても深く関わっています。どちらの講演も、AUV技術の最新動向を直接学ぶための貴重な機会となるでしょう。
参加方法と費用
今回の水中会議は、協会の会員にとっては無料、一般参加者は3,000円で参加可能です。参加を希望する方は、事前に申込みが必要ですので、公式ページからの申し込みが推奨されます。申込みの期限は3月9日(日)です。
このウェビナーは、AUV技術や水中ロボティクスに興味を持つ方々に、最新情報を直接吸収できる貴重なチャンスです。興味のある方はぜひ参加を検討してください。
日本水中ドローン協会の取り組み
ちなみに、一般社団法人日本水中ドローン協会は、2019年に設立された日本初の水中ドローンに特化した団体です。協会の主な活動は、業界内の人材育成、情報発信、そして市場の普及です。会員になることで、セミナーや講演会の割引参加、協定施設の優遇利用など、多くのメリットがあります。入会を希望される方は、公式サイトをご覧ください。
今後の技術発展に大きく寄与するイベントとして、是非とも参加してみてはいかがでしょうか。