東京で開催!がん治療を考える講演会
がんは多くの人々にとってさまざまな影響を及ぼす病であり、その治療方法も多様化しています。そこで、東京都が主催する「Tokyoヘルスケアサポーター養成講座」の一環として、放射線治療に特化した講演会が開催されます。この講演会では、がん治療のひとつとして重要な放射線治療について、専門家から直接学べる貴重な機会となっています。
講演会の詳細
日時: 令和7年11月29日(土曜日)10:30~12:00(開場10:00)
会場: 東京国際フォーラムホールC(東京都千代田区丸の内3-5-1)
定員: 約1,000名(事前申込制、参加費無料)
講演内容
講演会では、東京都立病院の医療スタッフによる以下の内容が予定されています。
1.
がんの放射線治療の実際―都立病院の取り組み
- 放射線治療の種類とその適用について(都立駒込病院 放射線科治療部 部長 室伏景子)
- 放射線治療における看護師の役割(都立駒込病院 専門看護師長 田中陽子)
- 医学物理士の役割(都立駒込病院 医学物理担当係長 木藤哲史)
- 診療放射線技師の役割(都立駒込病院 放射線科治療部技師長 中村公行)
2.
粒子線を使った放射線治療について
- 講師: 筑波大学 医学医療系 放射線腫瘍学教授 櫻井英幸
これらの講演を通じて、放射線治療がどのようにがん治療に寄与しているのか、また治療の具体的な進め方について深い理解を得ることができるでしょう。
参加申込について
参加希望の方は、令和7年11月21日(金曜日)までに事前に申込を行う必要があります。申込はQRコードを使用したフォームから、または電話(03-3510-3701)での直接申込も可能です。また、車椅子席や手話通訳が必要な方は、申込時にその旨を記入してください。
この講演会は「東京アプリ」キャンペーンに参加しており、会場では300名の参加者に「東京ポイント」が付与されます。サポートが必要な方々にも配慮されているため、多くの方にとって参加しやすい環境が整っています。
日本放射線腫瘍学会について
公益社団法人日本放射線腫瘍学会は、日本における放射線腫瘍学の発展を目指しており、目標はがん患者に対する放射線治療の提供体制を充実させることです。対応する専門家は約4,200名を超え、教育活動や臨床活動を通じ、がん治療における知見を広めています。
今回の講演会は、最新の放射線治療についての理解を深める絶好の機会です。がん治療に関心のある方は、ぜひこの機会をお見逃しなく。