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日本初の消防用ドローン「Cesur-Ⅲ」放水デモのご案内

兵庫県三木市で開催される「第53回全国消防救助技術大会」で、消防用ドローン「Cesur-Ⅲ」の放水デモンストレーションが実施される。一般財団法人全国消防協会が主催し、エクセディ傘下の株式会社WorldLink＆Companyが推進する「Cesur-Ⅲ」は、国内での消火活動の新たな可能性を提案するものである。

開催概要

この技術大会は、2025年8月30日に兵庫県立広域防災センターで行われ、入場料は無料。来場者は、最先端の消防技術に触れる貴重な機会を得ることができる。

放水デモンストレーション

• - 日時: 2025年8月30日（土）
• - 場所: 兵庫県立広域防災センター 南側グラウンド内「瓦礫訓練施設」
• - デモ時間:

1. 10:00～
2. 11:00～
3. 13:00～
4. 15:00～
各15分間（時間は前後する場合あり）

デモを通じて、参加者は「Cesur-Ⅲ」の飛行性能や放水機能を実際に目の当たりにすることができ、その効果を体感できる。また、初公開となるこのドローンの技術は、消防活動に革命をもたらすと期待されている。

Cesur-Ⅲの特徴と性能

「Cesur-Ⅲ」は、エクセディが出資するトルコのBaibars Mechatronics社によって開発された消防用ドローンである。

主要特徴

• - 高所での消火活動: 最高80mの位置からの放水が可能で、高層ビル火災や山林火災など、従来の手法では対応が難しい現場で効果を発揮する。
• - GPS誘導機能: 複雑な地形や高所でも安定した飛行ができるため、ピンポイントでの的確な消火活動が実現する。
• - 高い放水圧: 最大で2.5MPaの放水圧を持ち、アダプターによって多様なホース径に対応している。

スペック

• - 寸法: 幅3023mm、高さ2733mm、奥行800mm
• - 重量: 35kg（バッテリー除く）
• - 最大離陸重量: 115kg
• - 最高飛行高度: 100m
• - 最大耐風性能: 12m/s
• - 放水距離: 最大50m
• - 放水時間: 約15分

放水時のノズルには、管そう、フォグノズル、泡ノズルがあり、ホース径に応じてアダプターを利用することで、日本の規格にも対応可能だ。これにより、「Cesur-Ⅲ」はより多様な使用シーンで活躍できる可能性を秘めている。

未来志向の消防活動

エクセディおよびSkyLink Japanは、「Cesur-Ⅲ」を日本の消防現場に導入し、安全で迅速な消火活動に寄与できるよう尽力している。エクセディはこの新技術を活用し、社会の安全と安心を実現するための製品開発に今後も取り組んでいく。

終わりに

「Cesur-Ⅲ」の放水デモは、消防技術の新しい時代を切り開く一歩となる。興味のある方は、ぜひこの貴重な機会を逃さず、詳細を現地で確かめてほしい。
見学は無料で、一般の方々にも開放されているため、多くの方々の参加を待ち望んでいる。

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