四国の観光交流を強化する新戦略と事業計画の発表
2026年度から新たに始まる「第6次四国観光交流戦略」と「2026年度事業計画」がさまざまな取り組みを通じて、四国の魅力を全国外に発信していく姿勢を明らかにしました。これは、(一社)四国ツーリズム創造機構が公表したもので、外国人観光客の増加が予測される中、より広く四国ブランドを確立し地域経済を活性化することを目指しています。
外国人観光客の増加
最新のデータによると、2025年には日本を訪れる外国人観光客数が約4,268.4万人に達すると予想され、これは前年の3,687万人からおよそ580万人も増加することになります。このペースは前年比で15.8%の増加を示唆しており、四国においても外国人宿泊者数が206.6万人泊に上る見込みです。これに対し、日本人宿泊者数は前年比100.1%となり、依然として課題を抱えています。
新しい戦略のビジョン
新たな「第6次四国観光交流戦略」では、四国独自の観光価値の創造と拡大が掲げられました。そのための優先施策には、「四国ブランドの拡大」、「持続可能な地域づくりの推進」、「官民の連携の強化」が含まれています。これにより、四国の特徴を最大限に活かした観光資源の開発を続けていく方針です。
また、次の年度に向けた事業計画では、過去の取り組みを一過性のものとして終えるのではなく、持続的な観光の発展につなげる重要な隔たりを設けています。例えば「サステナブルアイランド四国」の実現を目指し、持続可能な観光地としての地位を確立するべく、既に選出された地域の実績をさらに推進していくことが狙いです。
四国一体プロモーション
四国を一体として捉え、その魅力を発信するために新たに発表した「四国一体PRキャッチコピー」を基にしたプロモーションも展開していく予定です。このような施策を通じて、四国全体の地域性を強化し、一つの大きな観光地としてのアイデンティティを構築していく取り組みが進められています。
さらに、海外からの観光客が増加する中で、フードダイバーシティに配慮した飲食店の調査も行う予定です。ヴィーガンやハラール対応の飲食店を把握し、訪日外国人向けの新しいプロモーションや情報発信に寄与することを目指しています。
まとめ
四国ツーリズム創造機構は、四国4県や域内の様々な事業者と情報を共有し、連携を深めることで「住んで良し、訪れて良し、商いも良し」となる地域作りに取り組む意向を示しています。この新しい戦略を通じて、四国の観光誘客とブランドの拡大へ向けた道筋を拓いていくことが期待されています。