オーエフと明豊エンタープライズが新たに提携しインターネット設備を革新

オーエフと明豊エンタープライズが業務提携

最近、株式会社オーエフと株式会社明豊エンタープライズが業務提携契約を締結しました。この提携により、次世代型マンション向けインターネット設備「ヒカリヲ」の提供が本格化します。これまでのインターネット環境は住民のニーズに応じて進化し続けており、今回の取り組みもその一環です。

次世代型インターネット設備「ヒカリヲ」とは？

「ヒカリヲ」は、これまでの主流であったLAN配線方式に代わり、光回線を各住戸まで直接配線する光配線方式を採用しています。このシステムでは、全ての住戸が独自に光回線サービスを選択できるため、インターネット速度の向上や安定性が期待できます。

特に、マンションで一般的だった全戸一括型のサービスは、回線の混雑が一斉に影響するリスクがありましたが、「ヒカリヲ」ではその問題に立ち向かう形で住民にとっての利便性を高めています。また、居住者が変わった後も、異なる光回線サービスへの切り替えが容易に行えるため、長期間にわたり安心して利用できます。

「ヒカリヲ」の開発背景

最近のスマートフォンの普及やコロナ禍における外出自粛の影響で、インターネット利用が急増しました。このため、インターネット接続環境は住まいの選択において、ますます重要な要素となっています。こうした流れを受けて、「ヒカリヲ」は次世代のインターネットニーズに応える形で開発されました。

当社は過去に1,000棟以上のマンションインターネットを施工、運営してきた実績を生かし、顧客のニーズに合った通信環境を整えるため、設計から施工、さらには光回線サービスの申し込みや導入後のサポートもワンストップで提供します。

オーエフの実績と今後の展望

株式会社オーエフは、集合住宅向けのインターネットサービス事業で20年の実績を持っています。大規模なデベロッパーとの取引を通じて、数多くのマンションにインターネット回線を導入してきました。さらに近年、商業施設や医療機関、教育機関向けにもサービスの提供を拡大しており、多様なインフラサービスを展開しています。

また、2015年からはエネルギー事業へも参入しており、再生可能エネルギー設備の管理サービスを提供するなど、急速に変化する社会のニーズに対応した新たなビジネスの展開も進めています。

オーエフは今後も、「ネットワーク（通信）」と「エネルギー」分野において、大きな変化をもたらすワンストップサービスを追求し続ける方針です。