春のスキー場が『チャリティー営業』開催！伊吹山復元への支援活動

2023年4月12日、滋賀県米原市にあるグランスノー奥伊吹で特別なイベントが行われます。それは、地域貢献としての「チャリティー営業」です。この日、スキー場のリフト売上全額が、平成6年に発生した米原市伊吹地先の土砂災害の復元を目的とした「伊吹山植生復元プロジェクト」に寄付されることになっています。地元の自然環境や被災地への支援活動に、スキー愛好者や観光客が参加できる貴重な機会です。

このチャリティー営業には、冬季オリンピックに3度出場したスキーモーグルの名選手、伊藤みきさんをはじめ、伊藤あづささん、松田颯選手、伊原遥香選手など著名な選手たちも登場します。これらの選手たちは、募金活動やトークショーを行いながら、訪れたスキー客と触れ合うことができる機会を提供します。

具体的には、4月1日から13日まで募金箱がスキー場内に設置され、募金が行われています。チャリティー営業当日の4月12日には、リフトの売上全てが寄付対象となります。特に、伊吹山は自然災害の影響を受けた地域の一部であり、その植生環境を守ることが重要です。

この取り組みは、ただの営業活動ではなく、地域の自然や住民に対する感謝の気持ちを示すものです。グランスノー奥伊吹は、55年間にわたり多くのスキーヤーに親しまれてきたスキー場であり、地域社会に貢献する方法としてこのチャリティー営業を選びました。

「雪」という自然資源を活用し、多くの人々に喜ばれる活動を行ってきたスキー場として、自然災害に見舞われた地域の復興を願っています。雪を楽しむスキー場業界の一翼を担うのと同時に、社会貢献も重視する姿勢に、多くの参加者が共感することでしょう。

また、当日は伊藤みきさんなどのスキーアスリートたちが直接来場し、参加者とのスキー滑走やトークショーを通じて交流する機会も設けられています。これにより、スキーを楽しむだけでなく、被災地への支援を共に行うという特別な体験が提供されます。

グランスノー奥伊吹の公式サイトでは、詳細な情報が確認できるほか、協力ゲストや最新の営業情報も掲載されています。シーズン終了を迎える前に、この貴重な機会をぜひお見逃しなく！リフトの運営にかかわる全ての収益が寄付に回される特別な日、地域への思いを新たにし、多くの方々の参加を心よりお待ちしています。