全国建設請負業協会がダンドリワークと提携し人材紹介を拡大

全国建設請負業協会がダンドリワークと業務提携を締結

一般社団法人全国建設請負業協会（以下、全建）は、株式会社ダンドリワークとの業務提携を発表しました。この提携は、建設業務における人材紹介と効率化を加速させることを目的としています。全建は2013年に設立され、建設現場での作業を行う職人の紹介を手掛ける希少な団体であり、いわゆる「建設業務有料職業紹介」の許可を有している数少ない組織の一つです。2021年からこの業務を開始し、これまでに100名以上の求職者を正社員として雇用する成果を上げてきました。

提携の背景と意義

しかし、全国にいる建設職人の需要と供給のマッチングにはまだ課題が残っています。全建は、職人を求める建設会社との最適な結びつきを目指し、ダンドリワークとの提携を決定しました。一方、ダンドリワークは、施工管理や現場管理のためのアプリ「ダンドリワーク」を展開し、これまでに14万人以上の建設業関係者に登録されています。このアプリは、現場資料の管理や工程表の共有を通じて、建設事業者の業務効率を高めることを目的としています。この提携により、ダンドリワークの広範なネットワークを活用して、全建の職人紹介サービスを提供できるようになるため、求職者に対する雇用機会が大幅に増加すると期待されています。

全建について

全建は、建設業界に関連するさまざまな企業や団体で構成されています。大手から中小企業、一人親方まで、幅広い会員層を有しているのが特徴です。全建の活動目的は、経済的・社会的な側面から建設業界の健全な発展を支えることです。その中でも深刻な問題とされているのが、労働人口の高齢化と若年層の不足です。これらの問題に対抗するため、全建は職業紹介サービスを展開し、労働環境の改善を推進しています。

ダンドリワークの紹介

ダンドリワークは、2013年に地方の工務店からスタートし、施工管理アプリという新しいカテゴリーのサービスを提供しています。技術の導入が少なかった建設現場でも簡便に使えることを重視し、ユーザーのオペレーションに最適化されるよう徹底したサポートを行っています。「人肌を感じられるテクノロジー」を掲げ、カスタマーサクセスに注力した取り組みが実を結び、ユーザーからの信頼を得ています。