山梨・長野で冬休みの食卓を支えるフードドライブ寄贈式を開催

山梨・長野でのフードドライブ寄贈式

2025年12月、山梨県及び長野県において、生活協同組合パルシステム山梨長野が冬休みに向けた給食のない子どもたちの食卓を支えるべくフードドライブ品の寄贈式を実施します。この取り組みは、地域に住む子どもたちが十分な食事を取れるようにするための重要な支援活動の一環です。

寄贈式の詳細

寄贈式は、12月15日（月）と12月18日（木）に行われ、各日程では違った場所での開催となります。具体的には、15日は山梨フードバンクセンターで、18日は長野県の諏訪合同庁舎で実施されます。このイベントは、生活協同組合の利用者が提供した食品を必要な家庭へ届けるための重要なステップです。

食品の提供活動

寄贈される食品は、11月24日から2週間の期間で、約3万人の宅配サービス利用者に向けて呼びかけたものです。参加者は家庭で使わない食品を寄付し、その食品はフードバンク山梨や諏訪地域振興局を通じて、支援が必要な家庭へ供給されます。今回は特に長期休み中の子どもたちの健康状態を考慮し、この取り組みが行われています。

長期休暇になると給食がなくなることで、食卓が乏しくなりがちな家庭も多いため、パルシステム山梨長野は、こうした状況を改善すべく、地域の資源を結集させる取り組みを進めています。2025年には食料品の価格高騰が予想され、生活が厳しくなる家庭が増える懸念もあるため、より一層の支援が求められています。