新潟にある国際音楽・ダンス・エンタテイメント専門学校は、6月22日(土)に古町ルフル広場にて、学生運営によるK-POPカバーイベント「K-POP×SHOW!」を開催しました。
本イベントは、同校のK-POPエンタテイメント科が設立された2016年から続く伝統的なイベントで、K-POPビジネスコースの学生が企画運営、K-POPダンス&ヴォーカルコースの学生がステージ出演を務めます。これまで学校内のライブハウスで開催されてきましたが、今年は初めて学校外に飛び出し、古町ルフル広場での開催となりました。
今年のイベントは、4月からK-POPビジネスコースの学生を中心に準備が進められ、企画、広報、音響照明など、学生の手によって運営されました。当日は、本校在校生を含む20チームがエントリーし、パフォーマンスを披露しました。コンテスト部門では8チームがそのスキルを競い合い、審査員は数々のK-POPアーティストのバックダンサーを務める「TEAMMARU」のメンバーが務めました。
プログラムには、ランダムダンスの時間も設けられ、観客も参加して一緒にダンスを楽しむ場面も見られました。会場は年齢層も幅広く、熱気に包まれていました。
駐新潟大韓民国総領事館の洪仁泳副総領事はイベントに祝辞を寄せ、コンテスト部門の景品提供にも協力しました。イベントの様子を見た市民からは、「古町にこのように若い人が集まるのはとてもいいこと。毎年実施してほしい」などの声が聞かれ、国際交流と地域活性に貢献できたイベントとなりました。
イベント運営を担当した中田歩実さん(K-POPビジネスコース2年)は、「初めて外部のイベントを主体的に運営しましたが、校内で行っていた時にはできなかった、外部の方々との交流などを体験できました。また、当日は大きなトラブルもなく、観客の方も出演者の方も楽しんでくれている様子が見れて良かったです」と語りました。
MCを担当した上原亮二さん(K-POPダンス&ヴォーカルコース2年)は、「初めて学校外のステージでMCを務めました。MCはすこし苦手でしたが、現場の雰囲気やメンバーのサポートもあり楽しく盛り上げることができたと思います。また、コンテスト部門にも参加し、優勝することができました。チームメンバー1人1人が優勝したいという気持ちを持って臨んだので、優勝できた時は本当に嬉しい気持ちでいっぱいでした。」と喜びを語りました。
国際音楽・ダンス・エンタテイメント専門学校は、今後も学生の自主的な活動をサポートし、多くの経験の場を提供していく予定です。