孤独・孤立社会からの脱却を目指す!リディラバのサポーター養成事業
近年、社会環境の変化や多様な働き方、地域コミュニティの希薄化などによって、孤独や孤立の問題が深刻化しています。
株式会社リディラバは、この問題解決に向けて、内閣府委託事業として『つながりサポーター』の養成事業を全国展開しています。
なぜ「つながりサポーター」が必要なのか?
「孤独」は精神的な状態、「孤立」は社会とのつながりの希薄さを指します。単に「一人であること」だけが問題ではなく、悩みや不安を抱えた際に相談できず、問題が複雑化・深刻化する点が大きな課題です。
政府も孤独・孤立対策に力を入れており、官民連携による取り組みが加速しています。その中で、リディラバは、相談しやすい環境づくりに貢献する「つながりサポーター」の育成に注力しています。
リディラバの取り組み:つながりサポーター養成講座
リディラバは、2023年度に引き続き、内閣府「つながりサポーターの養成に必要な手法等に関する調査業務」に採択され、全国各地で養成講座を実施しています。
講座では、孤独・孤立問題に関する正しい知識や、相談相手としてのスキルを習得できます。参加者からのフィードバックを基に、より効果的な養成システムの構築を目指しています。
未来への展望:こども版テキストの作成
更なる取り組みとして、小学生・中学生向けのこども版テキストの作成も計画されています。教育関係者の意見も参考に、学校現場での活用を目指し、より幅広い世代への理解促進を図ります。
リディラバ:社会課題解決への貢献
リディラバは2009年の設立以来、「社会の無関心の打破」を理念に掲げ、多様な社会課題解決に取り組んできました。今回の事業も、その理念に基づいた取り組みの一つです。
政府の調査では、相談することで気持ちが楽になると回答した人が約7割にのぼります。リディラバは、身近なサポート体制の構築によって、孤独・孤立問題の未然防止に貢献したいと考えています。
リディラバの事業内容
リディラバは、教育旅行事業、企業研修事業、メディア・コミュニティ事業などを展開。社会課題解決に向けた事業開発や政策立案にも積極的に取り組んでいます。15年間で400種類以上の社会課題に関わってきた実績があり、多くの省庁や自治体、企業との連携実績も豊富です。
具体的には、内閣官房、経済産業省、文部科学省、厚生労働省など、多くの省庁からの委託事業の実績があります。また、長野県信濃町、茨城県つくば市、新潟県十日町市など、複数の自治体とも連携し、地域課題の解決に貢献しています。さらに、トヨタ自動車株式会社、関西電力株式会社、三菱地所株式会社など、大手企業とも連携し、新規事業開発などを支援しています。
まとめ
リディラバの「つながりサポーター」養成事業は、孤独・孤立問題という深刻な社会課題への、具体的な解決策を示すものです。一人ひとりが安心して暮らせる社会の実現に向けて、今後も活動を継続していくでしょう。