コルディアーレ農園オープン
2020-03-12 09:00:22

障がい者雇用を推進するコルディアーレ農園が五島市に新たにオープン

障がい者雇用を促進する新たな拠点、コルディアーレ農園



長崎県五島市で、株式会社JSHによる障がい者雇用支援サービス「コルディアーレ農園」が新たにオープンしました。この農園は、地方創生を目的としたもので、障がい者が安心して働ける環境を整備しています。実際、「コルディアーレ高田第2農園」と名付けられたこの施設は、株式会社JSHが運営する6つ目の農園で、多くの障がい者の雇用を創出することを目指しています。

コルディアーレ農園の基本理念


日本における障がい者雇用の背景には、2018年4月からの法定雇用率が引き上げられたことがあります。しかし、実際に地方での一般就労の機会は限られており、特に五島市のような小規模な都市では、一般就労率が約1%に留まっています。これに対して、コルディアーレ農園では、地方在住の障がい者に対する新しい雇用機会を提供し、彼らの声に応えるサービスを展開しています。

安全な作業環境と支援制度


新しい農園には、以下のような特徴があります:
  • - 開放的なビニールハウス:野菜の発育を早めるための開放的な空間で作業が行えます。
  • - 水耕栽培設備:安全に作業が行える水耕栽培システムを導入。
  • - バリアフリー設計:障がいに配慮した作業環境を整えています。
  • - 常駐看護師:健康管理を行う看護師が常駐し、安心して働ける環境を提供。
  • - 休憩室や送迎サービス:従業員に快適な休憩スペースを用意し、移動の便も考慮されています。

このような特徴から、障がい者の方が心地よく、イキイキと働ける環境が整備されています。

地方創生と企業の役割


コルディアーレ農園は、精神科医療の専門的な知識を活用し、企業が地方で障がい者を雇用することを支援しています。企業には採用を通じて定着を促進し、地方の障がい者雇用の拡大を図るとともに、地域社会への貢献も目指しています。

特に、採用から定着までの一貫サポートを行い、企業の負担を軽減します。採用担当者にとって、新たな業務の切り出しを要せず、スピーディに障がい者を迎えることができます。
利用者にとっても、就労の機会が増えることで、自立や地域貢献を果たすことができると期待されています。

今後の展望


今後、コルディアーレ農園は地域の関係機関と連携しながら、雇用機会をさらに拡大していく予定です。市役所や病院、ハローワークとの協力体制を強化し、地域全体での障がい者のサポートを進めていく考えです。

この取り組みが、五島市の経済活性化や地域社会の福祉向上につながることを期待しています。株式会社JSHの公式サイトにて、詳細情報も確認できますので、興味のある方はぜひご覧ください。

コルディアーレ農園の詳細はこちら

株式会社JSHの理念


株式会社JSHは、「人を通じて、喜びを作り、幸せを作る。」を企業理念に掲げ、地域社会に貢献する事業を展開しています。精神科医療の専門知識を背景にして、障がい者雇用支援サービスの新しい形を模索し続けています。地域の人たちとともに、持続可能な雇用を創出することで、未来の可能性を広げていきます。

会社情報

会社名
株式会社JSH
住所
東京都中央区京橋1-1-5セントラルビル4階
電話番号
03-3272-0606

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。