オリコが行田こども居場所ネットワークに無農薬野菜を寄付
株式会社オリエントコーポレーション(以下、オリコ)が、埼玉県行田市に所在する行田こども居場所ネットワークへ、運営する「輝き★ファーム」で収穫した無農薬野菜を定期的に寄付することが決まりました。この取り組みは、10月25日に行田市内にある子ども食堂「みこちゃん食堂」において寄付品贈呈式を開催したことから始まりました。これにより、寄付された野菜は行田市内の子ども食堂を通じて、地域の子どもたちに提供される料理に活用されることになります。
行田こども居場所ネットワークとは
行田こども居場所ネットワークは、行田市内でこども食堂やフードパントリー、学習支援といった活動を行っている団体たちが連携を強化し、より良い支援を目指すために設立された団体です。彼らは「こどもをまんなかに」という理念を掲げ、大人たちが子どもたちのために力を合わせて支援を行うことを目指しています。この取り組みにより、各団体は互いの実践を学び合い、子ども食堂などの活動が一層広がることを期待しているのです。
オリコの「輝き★ファーム」について
オリコは、障がい者の雇用促進を図るために2019年7月に「輝き★ファーム岩槻」、2023年12月に「輝き★ファーム豊洲」を設立しました。このファームでは、一人ひとりの個性を大切にし、やりがいを持って働くことができる場を提供することを目指しています。ここで栽培される無農薬野菜は、健康に配慮された食材として評価されており、地域の子ども食堂への提供を通じて、母子支援や健康増進にも寄与しています。
サステナビリティへの取り組み
オリコは、2025年3月期を最終年度とする中期経営計画の中で、「サステナビリティ」を企業の軸に据えており、「持続可能な地域づくりへの貢献」をマテリアリティの一つとして掲げています。地域の課題解決に向けて、今後も多様なステークホルダーと連携しながら、様々な取り組みを進める予定です。
これからの展望
この無農薬野菜の寄付を通じて、行田市の子どもたちがより健康的な食生活を送れるようになることが期待されています。また、行田こども居場所ネットワークは、地域の理解や官民連携の促進にも寄与することを目指しています。オリコの取り組みが、地域社会に与える影響は計り知れません。将来的には、さらなる支援の拡大に繋がることが期待され、地域全体の活性化にも寄与することでしょう。また、オリコの支援活動は一過性のものではなく、長期的な視点で持続可能性を考えられた視点からも評価されています。これからもオリコや行田こども居場所ネットワークの活動に注目していきたいと思います。