名古屋商科大学は2024年8月27日付で、文部科学省の「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(応用基礎レベル)」に認定されました。本プログラムは、本学経営学部において、数理・データサイエンス、ならびにAIに関する知識を体系的に学ぶことを目的とし、実践的な技術の習得を通じて学生の問題解決能力を育むことを目指しています。
このプログラムでは、AIにおける重要な基盤技術である機械学習の教育が行われます。学生たちはアクティブラーニングを通じて、機械学習の基本理論や技法を習得し、自身のPCを活用してPythonによるプログラミングを行います。このような実践を通じて、仲間と共に問題解決に取り組む力を身につけることができます。
さらに、プログラムを修了した学生には、データサイエンス応用教育プログラムの修了証としてオープンバッジが授与され、学びの成果を証明することができます。これにより、学生は卒業後のキャリアにおいて、数理やデータサイエンス、AIをビジネスに活用する力を十分に備えていることを示すことができるほか、実務に即した知識や技術を持つ優れた人材として注目を浴びることでしょう。
名古屋商科大学の経営学部は、経営学を通じて企業価値を高める人材の育成を目指しています。経営学部は、従来の経営学の枠組みを守る「経営学科」と、情報技術を利用して価値創出することを専門に扱う「経営情報学科(データサイエンス)」に構成されています。
経営学科では、企業経営のさまざまな側面を探求しながら、持続可能な企業経営のあり方について考える力を養います。一方、経営情報学科では、ビッグデータの可視化と、それを企業戦略に組み込む力が強調されており、充実したIT環境と実務家教員の指導によって、現実のビジネスシーンに即したIT能力を磨いていきます。
名古屋商科大学は、1953年に設立されて以来、国際的な教育基準を追求し、国内初のトリプルクラウン認証を取得しています。現在は、5つの学部と10の学科、2つの研究科を擁しており、世界63カ国の187校との提携を通じて、留学や国際ボランティアなどの多様な機会を提供しています。経営大学院では、ビジネススクールとしても高い評価を得ており、国際的なランキングでも高評価を得ています。名古屋商科大学は、今後も学生の学びを支援し、次世代のビジネスリーダーを育てていくことで、さらなる発展を目指します。