新発表!G-ZERO
2022-05-11 14:57:23

超高速3DプリンターG-ZEROが新たな製造の可能性を切り拓く

超高速3DプリンターG-ZEROが登場



2023年、新たな3Dプリンター「G-ZERO」の販売開始が発表され、製造業界に大きな注目が集まっています。このG-ZEROは、FFF(フィラメントフュージョンファブリケーション)方式の3Dプリンターとして、これまでの同カテゴリ製品が抱えていた遅延の問題を解消したことで、試作や一品モノ製造の効率を劇的に向上させます。

G-ZEROの特徴と利点



G-ZEROの最大の特徴は、その造形速度にあります。通常のFFF式3Dプリンターが造形速度40-80mm/sであるのに対し、G-ZEROはなんと最大500mm/sの速度を記録しています。この高速造形により、大きな部品の製造にかかる時間が短縮され、今までは半日以上かかっていたものも、数時間以内に造形可能となりました。これにより、様々な用途に3Dプリンターを活用できる新たな道が拓けます。

特に、G-ZEROはその万能性を活かし、研究開発・製造業のR&D部門や学校の授業、さらには営業時間内の造形を可能にします。これにより、これまでの用途にとらわれることなく、個別の製品や少量生産に大いに役立つことが期待されています。

開発の背景



G-ZEROの開発は、株式会社極東精機製作所と有限会社安久工機という2社との協力により実現しました。これらの企業と密接に連携することで、性能とコストを両立した設計が成功しました。特に、G-ZEROの筐体は東京都大田区にある専門的な加工業社によって生産されています。こうした地元の技術力を最大限に活用した製品設計が、新しい価値を生む要因となっています。

具体的なスペック



G-ZEROには以下のような特徴的なスペックがあります:
  • - 価格: 98万円(税別)、初年度保守・サポート込み
  • - 本体サイズ: 430mm × 480mm × 470mm、重量: 26kg
  • - 造形エリア: 250mm × 210mm × 200mm
  • - ノズル数: 1 (直径0.4mm)
  • - 最高ノズル温度: 350℃、ベッド温度: 120℃
  • - 対応樹脂: PLA、ABS、PC、ASA、PA、TPU等
  • - プリント速度: 最高速度500mm/s
  • - レイヤー厚み: 50~250μm

G-ZEROは、革新的な技術を駆使して、これまでの3Dプリンターの境界を押し広げる製品となっています。これにより、デザインや試作の自由度が増し、製造時の時間短縮に大きく貢献します。

未来のものづくりに向けて



株式会社グーテンベルクは、G-ZEROの開発・製造・販売に挑戦するスタートアップ企業です。ものづくりの民主化を目指し、3Dプリンターの利活用を進めていく姿勢を強調しています。この新しい3Dプリンターを通じて、アイディアの具現化をサポートし、技術革新を促進する環境を整えていく考えです。

さらに、購入に関する問い合わせは公式ウェブサイトやSNSを通じて行うことができ、興味のある方には予約フォームや購入前相談が用意されています。これからのものづくりの未来を変えるかもしれないG-ZERO、ぜひ注目していきましょう。

会社情報

会社名
株式会社グーテンベルク
住所
東京都大田区南蒲田2-19-4kyokutou3F
電話番号

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