陰陽師と天狗眼 怨鬼の章
2024-11-18 10:47:18

広島発!公務員陰陽師×フリーランス山伏のもののけファンタジー第4弾!怨鬼の謎に迫る!

広島発!公務員陰陽師とフリーランス山伏が織りなす、新たな物語



マイクロマガジン社 ことのは文庫より、大人気もののけファンタジーシリーズ『陰陽師と天狗眼』の最新作、『陰陽師と天狗眼ークシナダ異聞・怨鬼の章ー』が11月20日に発売されます。

本作は、広島県巴市を舞台に、特殊自然災害(もののけトラブル)係の公務員陰陽師・美郷と、フリーランスの山伏・怜路、そして広瀬の3人が、隣市からの応援要請で派遣されることから物語が始まります。

事件の概要は、封じられていた神楽面が消失したというもの。広島神楽を研究する大学生・由紀子の協力を得ながら調査を進める中、神楽面をつけた不審な男が由紀子の父親を襲撃する事件が発生。警察も出動する大規模な事態に発展します。

この事件をきっかけに、「面に取り憑かれたモノ」による怪事件が各地で発生。事態は深刻さを増し、美郷と怜路、そして広瀬は、かつてない規模のもののけトラブルに直面することになります。

シリーズを通して描かれる「リアルなお仕事小説+もののけファンタジー」という独特な世界観は、今作でも健在。公務員の日常と、超常現象との絶妙なバランスが、物語にリアリティと緊張感を与えています。

今作最大の特徴は、シリーズ初となる警察の関与です。これまで特殊自然災害係が対応してきたもののけトラブルに、一般市民が巻き込まれる展開は、物語に新たな息吹を吹き込みます。「普通の人々」を前に、特殊自然災害係はどのように立ち向かうのか、その動きに注目です。

さらに、登場人物たちの心の葛藤も丁寧に描かれています。事件を通して、美郷、怜路、広瀬、そして周りの人々の心の変化や成長にも目が離せません。特に、「普通の人」である広瀬の葛藤は、読者に共感を呼び、物語に深みを与えています。

そして、シリーズのマスコットキャラクターである白蛇の「白太さん」も健在!その可愛らしい姿は、読者に癒しを与えてくれます。

本作は、神楽面、鬼女面、そして人間の怨念や情念といった様々な要素が絡み合う、複雑で奥深い物語です。神楽に詳しくない読者でも、物語に入り込みやすく、読みやすい構成になっています。

前日譚として収録されている『花盗人の頼み事』も必見。市役所勤務1年半の美郷たちの日常や、事件への対応を通して、登場人物たちの関係性や心の変化が描かれており、本編への理解を深めることができます。


魅力的なキャラクターと、奥深いストーリー



本作の登場人物たちは、それぞれに個性豊かで魅力的です。公務員でありながら陰陽師としての能力を持つ美郷、フリーランスの山伏として活動する怜路、そして「普通の人」である広瀬。彼らが織りなす人間関係も物語の見どころの一つです。

また、物語の舞台となる広島の風景も、作品の魅力を高めています。尾関山の桜や広島の神楽、温泉施設など、地域に密着した描写は、読者にリアルな臨場感を与えます。


著者とイラストレーター



著者である歌峰由子氏は、広島県三次市出身。生命科学を専攻した理系出身ながら、伝奇物の執筆を好み、郷土誌や民俗・オカルトを愛する異色の経歴の持ち主です。

イラストレーターのカズキヨネ氏は、大人気ゲーム『薄桜鬼』のキャラクターデザインなどで知られる実力派。躍動感あふれる美麗なイラストで、物語の世界観をさらに鮮やかに彩ります。


まとめ



『陰陽師と天狗眼ークシナダ異聞・怨鬼の章ー』は、公務員陰陽師とフリーランス山伏、そして彼らを取り巻く人々の物語です。広島を舞台に展開する、神楽面を巡るミステリーと、登場人物たちの心の葛藤が織りなす、感動的な物語となっています。購入特典として書き下ろしショートストーリーリーフレットがプレゼントされ、広島県協力店舗では特製ポストカードとのW特典も!ぜひ、手に取って読んでみてください。


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