京丹後の秘訣を学ぶ！腸を守る長寿食の新書発売

京丹後の知恵が詰まった一冊

2024年11月28日、日本の長寿地域として知られる京丹後の食生活を基にした書籍『100歳腸寿食』が、株式会社ワン・パブリッシングから発売されます。本書は、百寿者が多い京丹後地域の健康と長寿の秘訣を、腸内細菌研究の第一人者である京都府立医科大学大学院教授の内藤裕二先生が解説しています。

本書の目的と内容

本書の目的は、「京丹後長寿コホート研究」を通じて明らかにした長生きのための食事法を、多くの人々に知ってもらうことです。腸が健康であることが、病気から身を守り、元気で長生きする鍵であることを科学的に示しています。

内藤先生が提唱する「腸寿食10の心得」では、豆類や大豆製品、全粒穀物、根菜、海藻、そして果物が推奨されています。それぞれの食品が腸に与える影響や、健康を保つための正しい取り入れ方が具体的に紹介されています。

具体的な食事プログラム

さらに、内藤先生は食事を通じて腸を整えるための2週間プログラムを提案しています。例えば、朝食に食物繊維を積極的に摂取したり、植物性たんぱく質を中心にしたメニューを取り入れる方法です。豆腐や厚揚げといった大豆製品を使い、蒸し大豆をハンバーグに加えるといったアイディアも紹介され、日々の食生活で自然に腸内環境を改善する方法がわかります。