介護施設向けの新しい旅の形「旅介（たびすけ）」始動！

介護施設向けの新しい旅サービス「旅介（たびすけ）」

日本は、65歳以上の高齢者が3500万人を超え、人口に占める高齢化率は27%にも達しています。2010年に超高齢化社会に突入し、2025年まで高齢者の数は増加し続けると予想されています。そんな中、介護施設で生活する高齢者の生活の質を向上させることが重要な課題となっています。そこで、介護施設向けの少人数制旅行サービス「旅介（たびすけ）」が誕生しました。

施設でのニーズを受けての誕生

東京トラベルパートナーズ株式会社の代表取締役、栗原茂行氏は大手旅行会社での経験を活かし、介護施設での生きがいを提供する旅行サービスの必要性を感じていました。社内調査によると、71%の入所者が旅行を希望しているにもかかわらず、実際に旅行に行った人はわずか8%だという現実がある中で、介護施設に住む方々に新たな喜びを届けることを目指しました。

旅介（たびすけ）の具体的な内容

「旅介」では、自社で介護タクシーと介護ドライバーを保有し、少人数制の旅行を実現しています。従来の旅行では、様々な体の状態に合わせた食事や移動手段の確保が必須であり、コストがかさむことがあります。しかし、旅介は複数の旅行パッケージを整え、コストを抑えた旅行の実現を目指しました。

さらに、旅行に行くことが難しい方々のために、介護施設に旅行を導入する斬新なアイデアも取り入れられています。これにより、高齢者の皆さんが旅行の楽しさを体験できる環境を提供し、より充実した毎日を可能にします。

旅介の紹介イベント

2018年3月14日から16日にかけて、東京都江東区の東京ビッグサイトで行われる「CareTEX 2018」にて、「旅介」のサービス概要が紹介されます。この展示会では、実際にVRを利用したバーチャル旅行体験ができるブースも設けられ、参加者は新しい旅行の形を体感することができます。

展示会の詳細

- 日時: 2018年3月14日（水）～16日（金） 9:30〜17:00
- 場所: 東京ビッグサイト東展示棟東4ホール5-4
- プレゼンテーション:

- 3月14日（水）14:50〜15:10
- 3月15日（木）14:50〜15:10
- 3月16日（金）14:25〜14:45
- 場所: 東京ビッグサイト東展示棠東4ホール6-2

終わりに

「旅介（たびすけ）」は、超高齢化社会において高齢者の生活に新しい価値をもたらすことを目指しています。この新しい介護旅行サービスが多くの介護施設で利用され、高齢者の皆さんが充実した生活を送る手助けとなることを期待しています。

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