興梠優護のアート展「Fractus」開催のご案内
京都 蔦屋書店において、興梠優護の個展「Fractus」が2025年3月15日から4月1日まで開催されます。この展覧会では、興梠が追求してきた色彩の「揺らぎ」と「変化」に焦点を当て、絵画の新たな奥行きを探る作品が並びます。
アーティストの背景
興梠優護は1982年に熊本県で生まれ、2009年に東京藝術大学大学院を修了。その後、国内外で活動を展開しながら、人体をテーマにした作品を制作してきました。魅力的なのは、彼が光や音、色、空気などの様々な要素を通じて、言語では表現しきれない感情を絵画に落とし込む手法です。今回の展覧会「Fractus」は、ラテン語で「波」を意味し、彼のアートにおける色彩の流動性を象徴したタイトルとなっています。
展示内容
展覧会では、実際に「揺らぎ」や「変化」を意図して創作された多数の作品が展示されます。興梠は「固定化された色」ではなく、時間の流れとともに変化する「光」を描くことにより、鑑賞者に新たな視点を提供しています。彼の作品群は、観る者に時間感覚を再認識させ、その奥深さを分かち合おうという試みがなされています。
作品集の発表
また、展覧会に合わせて、彼自身初の作品集『2005-2025 YUGO KOHROGI』も販売されます。この作品集には興梠の活動の軌跡を辿る約50作品が収められており、構成やデザインも本人が担当したものです。特に、京都の美術印刷会社「サンエムカラー」によって印刷されているため、作品の質感をリアルに感じることができる一冊となっています。
限定商品の紹介
特に注目は、ドローイング付きの限定セット「2005-2025 YUGO KOHROGI Drawing Set 10 Ed.」です。これは、興梠が日常の出来事から得たインスピレーションを元に描かれた、特別な10点のドローイングと作品集をセットにしたものです。ドローイングは、創造性の源である「個人的なこと」に焦点を当てたもので、自身の日常を掘り下げる行為を通じて生まれたものです。
開催情報
- - 会期: 2025年3月15日(土)~2025年4月1日(火)
- - 時間: 11:00~20:00(最終日は18:00閉場)
- - 場所: 京都 蔦屋書店 6F ギャラリー
- - 入場: 無料
興味を持った方へ
興味のある方は、ぜひ京都 蔦屋書店の特集ページを訪れてみてください。美術の新たな側面を探求し、興梠優護の多様な表現に触れてみましょう。アートの可能性に満ちたこの展覧会を通じて、皆様の感性が刺激されることを願っています。特集ページは
こちら。
この個展は、アートシーンを盛り上げ、興梠の独自の視点がどのように具現化されるのかを知る絶好の機会です。どうぞご期待ください。