南アルプスユネスコエコパーク10周年記念大会のご案内
静岡市にて、南アルプスのユネスコエコパーク登録10周年を祝う特別なイベントが、2024年12月14日(土)・15日(日)に開催されます。このイベントは、静岡市民文化会館を会場に、自然を中心に様々なプログラムが企画されています。
イベント概要
この記念大会は、「未来につなげ!ライチョウの生きる山々、南アルプス」というテーマの下、南アルプスの魅力を再発見し、保全と利活用の重要性を考える機会です。多彩なコンテンツが用意されており、誰でも無料で参加できます。来場者には静岡の中山間地域「オクシズ」から贈られる木材のオリジナルコースターもプレゼントされる特典があります(先着500名)。
目玉プログラム
1. 10周年記念講演
イベント初日の14日には、南アルプスの自然や生息南限地として知られるライチョウについての講演が行われます。これには、地元の専門家による南アルプスの保護活動や、身近な資源としての酵母やウイスキー蒸溜に関する話題も含まれます。さらに、南アルプス親善大使の任命式もあり、この地に新たな魅力を与えることでしょう。
2. 高橋広平写真展
ライチョウ総合作家である高橋広平氏が特別に展示する「雷鳥~四季を纏う神の鳥~2024 SHIZUOKA ver.」は、見逃せないポイント。美しい雷鳥の写真とギャラリートークが、訪れる人々を魅了します。展示は14日、15日の両日開催されるため、ぜひ足を運んでみてください。
3. 自然体験ワークショップ
南アルプスに親しむためのワークショップも充実しています。どんぐりを使った動物ミニチュアづくりや動物の毛皮当てクイズ、さらにはVRを利用した山頂体験など、楽しむ要素が盛りだくさんです。自然の中で遊びながら学べる体験は、子どもたちにも大好評でしょう。
4. トークセッション
イベント最終日には、南アルプスの特色や未来について議論するトークセッションが行われます。山の専門家たちが集まり、南アルプスの保全やその魅力を語ります。地域の人々がどのように自然と共生していくのか、貴重な意見を聞くことができるでしょう。
南アルプスの魅力
2014年にユネスコエコパークとして登録された南アルプスは、3,000メートル級の山々が連なる環境を持ち、豊かな生物多様性を有します。南アルプスは約10の市町村で構成され、この地域に住む私たちが自然の恵みを活かす取り組みを進めています。
この記念大会は、南アルプスの素晴らしい自然を改めて感じ、未来への道筋を考える貴重な機会となるでしょう。家族や友人と一緒に、ぜひ参加してください!