第12回木育サミットin福岡あさくら
11月30日(土)、福岡県朝倉市で特定非営利活動法人芸術と遊び創造協会主催の第12回木育サミットが開催されます。このイベントは、2014年から行われている木育の活動を広げるための重要な取り組みの一環です。
木育とは
木育とは、木に触れ、木を通じて子どもたちに自然環境への理解を深める活動です。都市に住む私たちが、森林と林業について学び、持続可能な社会の実現に貢献することを目的としています。
サミットの背景
今年のサミットは、九州北部豪雨の影響を受けた朝倉市での開催となり、地域住民にとって特別な意義を持ちます。都市部の住民が森林や林業の重要性を理解し、地域とのつながりを深めることを目指します。
開催概要
第1部(関係者のみ)11:00~12:00
第2部(一般参加)12:30~16:30(受付開始11:30)
- - 会場: ピーポート甘木(福岡県朝倉市)
- - 主催: 特定非営利活動法人芸術と遊び創造協会、東京おもちゃ美術館、福岡おもちゃ美術館
- - 共催: 一般社団法人グリーンコープ共同体、グリーンコープ生活協同組合ふくおか
- - 後援: 福岡県、朝倉市など多数
プログラムの内容
イベントは2部制で構成され、特に関係者のみが参加する第1部では、ウッドスタート宣言調印式やトークセッションが行われます。ウッドスタートとは、赤ちゃんに国産材の木のおもちゃを贈る取り組みであり、地域の赤ちゃんを大切に育てる活動の一環です。
参加者として、林野庁長官や地元市長、医療・教育の専門家が登壇し、木育の意義について議論を深めます。
シンポジウムと分科会
イベントの中で行われるシンポジウムや分科会では、木育における市民協働の重要性や地域活性化の手法について意見を交わす機会があります。特に地域の魅力を発見し、森を身近に感じるための取り組みについての議論が期待されます。
親子で楽しむ木育体験
来場者は、分科会での様々な木育体験やショートセミナーに参加することができます。また、出展ブースも多数用意されており、地元企業の参加による新しい取り組みや製品を直接体験することができます。
地域の新たな魅力発見
今回のサミットを通じて、参加者は木育の重要性を直接体感し、地域の活力を感じる貴重な機会となるでしょう。これにより、木育の理念が広まり、地域の結びつきが深まることが期待されています。
このように、木育サミットは単なるイベントに留まらず、地域社会とのつながりを強める重要なプラットフォームとなります。ぜひ、多くの方々にご参加いただき、木育の魅力を再発見していただきたいと思います。