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雅楽協会設立記念イベント

昨秋、初の雅楽専門の全国的な機関「一般社団法人雅楽協会」が設立されました。雅楽は1200年以上の歴史を有する日本の重要な伝統芸能でありですね。このたび、雅楽協会は、「平安の楽家に聞く雅楽の過去・未来」というテーマで設立を記念するイベントを開催します。本イベントでは、平安時代以来の楽家である多家と豊原家の末裔である多忠輝氏と豊英秋氏が登壇し、雅楽の歴史や未来についての貴重なトークや演奏を繰り広げます。

伝統を受け継ぐ試み

雅楽協会は、宮内庁式部職楽部と民間の雅楽人が連携し、雅楽の持続可能性を確保しながらその技術や知識を後世に伝えるための活動を行っています。これにより、これまでにない形での雅楽の発展が期待されています。この設立記念イベントは、その第一歩と言えるでしょう。

イベント詳細

日時は2024年3月9日（土）13時30分から、東京ウィメンズプラザホールにて開催されます。入場チケットは3000円、アーカイブ配信は500円で提供されます。詳細なプログラムでは、初めに多忠輝氏による雅楽史の講演があり、続いて豊英秋氏と小野真龍氏の対談が行われます。特に、雅楽の背後にある宗教的な音楽観についても探求される予定です。

豪華な登壇者

登壇者には多忠輝氏（宮内庁式部職楽部首席楽長）、豊英秋氏（元宮内庁式部職楽部首席楽長、日本芸術院会員）をはじめとする、雅楽界の重要人が名を連ねています。このように、雅楽協会ならではの豪華な内容が盛りだくさんです。

音楽の力で結ぶ

演奏される作品には、「朝倉音取」や「陪臚音取」といった伝統的な雅楽の楽曲が選ばれており、参加者はその悠久の響きを直接感じることができるチャンスです。このイベントを通して、雅楽の持つ音楽的な魅力や文化的意義を再認識することができるでしょう。

伝統の未来を考える

雅楽の継承に向けた新たな取り組みが始まろうとしている中、このイベントは重要な意味を持っています。現代社会における伝統文化のあり方、そしてどのようにしてそれを次世代に受け継いでいくのかを考える貴重な機会です。雅楽の歴史的背景や最新の活動を学びつつ、雅楽の未来に思いをはせるひと時をぜひお楽しみください。

このように、雅楽協会が催す「平安の楽家に聞く雅楽の過去・未来」イベントには、伝統の魅力と今後の展望を学ぶ貴重な体験が詰まっています。雅楽への興味を深めるためにも、ぜひ参加を検討してみてください。

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