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俵菜緒 ワールドの魅力満載！地唄舞の公演が待望の開催

2025年2月11日、東京の紀尾井ホールにて『第7回 俵菜緒 舞の会』が行われます。古典芸能の美しさを感じるこの特別なイベントは、ぜひ見逃せません！今回の公演では、谷崎潤一郎が愛した地唄の名曲「雪」と、能「海士」からインスパイアを受けた「珠取海女」に焦点を当て、異なる趣を持つ二曲が披露されます。観客は、この古典芸能の深淵な世界に浸ることができるでしょう。

地唄舞とその美しさ

地唄舞は、古くから京の御殿舞の流れを汲み、江戸時代において上方で発展した舞です。「地唄」という名は、土地の歌から由来しています。この舞は、室町末期に盲目の音楽家たちによって作られた音楽に基づいており、三味線を伴う伝統的なものです。静かな空間で行われるため、舞の中の繊細な表現が特長であり、観客に深い感動を与えます。

今回演じられる「雪」は、恋に破れた女性の心情を描いた名曲で、男に捨てられた女が仏道に帰依しつつも、雪の夜に独り涙する切ない思いを歌いあげています。この曲は谷崎文学の中にも登場し、その哀愁は多くの人々の心に響いてきます。

「珠取海女」は能の曲として有名で、母の愛と壮大な海の物語が展開されます。子を思う母の姿は、聴く者に感動を呼び起こすことでしょう。この物語では、海女が宝珠を取り戻すために命を懸ける様子が描かれており、母の愛の力を強く感じることができます。舞の中でこの物語を如何に表現するのか、観客には期待が高まります。

公演概要

『第7回 俵菜緒 舞の会』は、紀尾井ホールでの舞台に加え、幕間には観世流能楽師・津村禮次郎師による貴重なお話も予定されていて、一層楽しみを増しています。

• - 開催日: 2025年2月11日 (火・祝)
• - 会場: 紀尾井ホール、東京都千代田区紀尾井町6番5号
• - 出演者:

- 俵菜緒（地唄舞）
- 津村禮次郎（能楽師）
- 菊森美穂（唄・三絃）
- 後藤幹子（箏）

• - 開演時間: 14:00（開場は30分前）
• - チケット料金: 一般 8,000円、29歳以下 4,000円

チケットは現在、カンフェティにて購入可能です。日本の古典芸能に触れ、心に残る体験を得られる特別な機会をお見逃しなく！

俵菜緒について

俵菜緒は栃木県足利市出身で、幼少期から地唄舞の世界に身を投じてきました。国立劇場や能楽堂などでの数々の公演を重ね、彼女自身の独自の流儀を築くに至ります。舞台での透き通るような姿や、その表現力は多くのファンを惹きつけています。

この公演は、古典芸能の魅力を存分に味わえるチャンスです。どうぞいらしてください！

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