日本フレスコボール協会、2025年度代表ペアを発表！世界大会出場へ意気込む

日本フレスコボール協会が2025年度代表ペアを決定

2023年、日本フレスコボール協会（JFBA）は、来る2025年度の日本代表ペアが決定したことを公式発表しました。この代表選手団は、10月4日から5日にかけて神戸市須磨海岸で行われる『JBG®フレスコボールワールドカップ2025』に出場することが決まっています。

代表ペアは、9月13日から15日の期間に開催された『フレスコボールジャパンオープン2025 in 大蔵海岸』をもって決定されました。この大会では、男子、女子、ミックスの各カテゴリにおいて、選抜が行われ、年間の最優秀ペアも発表されています。

日本代表ペアの成果

- 男子部門では、岸田直也選手と宮脇勇輔選手のペアがジャパンオープンで優勝し、年間1位となりました。その他の結果としては、赤塚康太＆外山祐次ペアが年間2位、杉村秀樹＆古川元樹ペアが年間3位に輝きました。
- 女子部門では、落合真彩選手と大和地未沙子選手のペアがジャパンオープン優勝、年間1位を獲得し、岡井花子＆松本沙耶香ペアが年間3位、鈴木麻井子＆宮山有紀ペアが年間4位にランクインしました。
- ミックス部門では、赤塚康太＆宮山有紀ペアがジャパンオープンで優勝し、年間1位。その他には、岸田直也＆落合真彩ペアが年間2位となっています。
- マスター部門でも新たに多くの選手が挑戦しており、男子は井上和明＆石河洋一郎ペア、女子は鈴木夏子＆仙道冬子ペア、ミックスは後藤亨＆後藤章子ペアがそれぞれ年間1位に輝きました。

新ルール導入による競技強化

2023年度からは、新たに導入されたスピードガンシステム『HAYABUSA Pro』によって、選手たちのアタックスピードが重要視されています。従来の評価基準に加え、より国際競技力を意識したルールとなり、特にスピード感のあるラリー展開が求められるようになりました。これにより、選手たちはさらなる成長とともに、日本代表として国際舞台での成果を出すことを目指しています。

スポンサーシップの発表

また、代表ユニフォームのメインスポンサーには、7年連続で株式会社凌芸舎（RYOGEISYA Inc.）が選ばれました。このユニフォームには、新たに鮮やかなターコイズブルーが採用され、選手たちの士気を一層高めることでしょう。凌芸舎は、JFBAと共に競技普及を推進しており、今後もパートナーシップを一層強化していく意向を示しています。

フレスコボールの魅力と普及活動

フレスコボールとは、ブラジルのリオデジャネイロで生まれたコミュニケーションデザインスポーツであり、向かい合う2人が協力してラリーを続けるという特長があります。2025年10月現在、日本全国には28のJFBA公認地域クラブと6の学生団体が設立され、フレスコボールを通じた地域コミュニティが形成されている状況です。日本フレスコボール協会は、このスポーツの魅力を広めるために2013年に設立され、活動を展開しています。

これからも日本フレスコボール協会は、国際大会を視野に入れながら、さらなる競技の普及と発展に努めていくことでしょう。