流山の新たな名産品
2023-11-01 08:00:02
流山名産品誕生への挑戦!白みりん生キャラメル開発の証
流山の歴史ある街、ここは白みりんの発祥地として知られています。江戸時代後期に誕生し、明治時代には活気ある商業の中心地として発展を遂げました。特に鉄道が通り、今でも流鉄流山線として多くの人々に利用されています。今回は、そんな流山から新たな名産品が誕生する過程を紹介します。
その名は、「流山みりん生キャラメル」。このスイーツは、流山の住民たちが「みりんの魅力を広めよう」と市民活動を展開した結果、6年前に設立された「本みりん研究所」に根源を持っています。一般的に、みりんは「和の調味料」としてのイメージが強いですが、研究所はその枠を超えて洋菓子へと展開することを目指しました。砂糖を使用せず、みりんを主成分にしたこのキャラメルは、シンプルながらもその味わいは上品で、何度も店頭に並ぶと瞬時に売り切れてしまうほどの人気を誇ります。
しかし、流山みりん生キャラメルは冷蔵商品であり、販売においては大きな障壁がありました。手作りで季節限定、少量生産という制限が多かったからです。それを打破するためのきっかけとなったのが、北海道産の生クリームを使った新たな製法の開発でした。この技術により、常温での販売が可能になり、さらに流山を代表する名産品へと育てていく新たな一歩を踏み出しました。
そして2023年、新たに立ち上がったブランドが「SHIROIRO」です。このプロジェクトは、既存のパッケージとマーケティングを一新し、地域住民と共に新しい名産品を創り上げることを目的としています。名産品の開発過程を公開し、参加者のアイデアやフィードバックをその都度受け取りながらプロジェクトを進めるという画期的な試みです。
第一弾の商品「流山みりん生キャラメル」はすでに市場に登場しており、今後は地ビールやクラフトコーラ、さらには農産物やアイスクリームなど、地域の特産品を利用した様々な商品が展開される予定です。地域住民のアイデアを反映させながら、新しい名産品を形作っていく醍醐味は、各人に参加するチャンスを提供します。
参加方法は多様で、試作品を個人で購入してみることから始め、店舗での販売や商品のコラボレーションを提案することまで、自分に合った形でアプローチすることが可能です。また、SHIROIROのプロジェクトはただの商品開発にとどまらず、流山という街を知り、楽しむ機会でもあります。
この新しい挑戦の中心には、地域の活性化を目指す「株式会社WaCreation」があります。彼らは流山の子育て世代の移住者を対象に、地域拠点「machimin」を設立し、communityスペースとしての役割を果たしています。このように、流山の人々が協力し合い、自らの手で新たな名産品を創り出していく様子は、多くの地域活性化のモデルケースともいえるでしょう。みりんの魅力を再定義し、地域を活性化させるこのプロジェクトの今後が楽しみですね。
SHIROIROブランドのサイトや予約ページも公開されており、関心のある方はぜひ足を運んでみてください。
会社情報
- 会社名
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株式会社WaCreation
- 住所
- 千葉県流山市流山1丁目264番地machimin
- 電話番号
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