Earth hacksと慶應義塾が脱炭素を目指す共同実験を実施

Earth hacksが意欲的に挑む脱炭素実証実験

Earth hacks株式会社は、学校法人慶應義塾やみずほリース株式会社、さらにみずほ銀行との提携により、脱炭素に向けたユニークな実証実験を行いました。この高い視点からの共同プロジェクトは、未来の持続可能な生活様式に向けした一歩となります。実証実験の中心には「デカボウォーターサーバー」があり、消費者が日常生活の中で環境に貢献できる新しい仕組みを提供します。

実証実験の概要

実証実験は2024年12月の初めに開始され、慶應義塾大学日吉キャンパス内に設置された「デカボウォーターサーバー」を通じて行われました。このウォーターサーバーは、みずほ銀行が提供するスマホコード決済サービス「J-Coin Pay」を活用し、利用者から得られるデータを通じて脱炭素効果の可視化を促進します。

Earth hacksが開発した「デカボスコア」は、商品のCO2排出量削減率を示す指標であり、このスコアによってユーザーは自らの環境貢献度を簡単に理解できます。実施された実証実験では、以下の3つのポイントが検証されました：

1. 消費者が感じるサービスの魅力度
2. 消費行動の変化
3. 広告効果の有効性

実証結果の反響

実証に参加した57人の利用者にアンケートを実施したところ、約80%が「デカボウォーターサーバー」を魅力的だと評価。特に「無料で飲料水が飲める」が人気の理由として89.7%の支持を得ました。さらに、利用者のうち約1/3が「環境に貢献できる」と答え、脱炭素へ向けた意識向上に寄与したことが示されました。実証実験を通じ、利用者の48.3%が環境意識が高まったと回答、これらは脱炭素活動の推進に向けた大きな成果と言えるでしょう。

Earth hacksの未来への展望

Earth hacksはこの実証結果を基に、消費者の行動変容を促す新しいビジネスモデルの展開を目指します。今後も企業や自治体と協力し、脱炭素に積極的に取り組む仕組みを構築していく意向です。

共創型プラットフォーム「Earth hacks」の取り組み

Earth hacksは、脱炭素に興味があるZ世代をはじめとする消費者に対して、生活の中で取り入れやすいエシカル商品やサービスの情報を提供しています。この活動を通じて、生活者が楽しみながら脱炭素に貢献できる仕組みが生まれています。また、企業と学生が協力して脱炭素社会に向けたビジネスを創出するためのコンテスト、デカボチャレンジも行っており、社会と環境への配慮が新たなビジネスモデルに反映されています。