日本医師会の定例記者会見をYouTubeで公開中！最新医療情報をお届け

日本医師会の定例記者会見がYouTubeで公開!

日本医師会（会長：松本吉郎）は、2023年4月23日に開催された定例記者会見の様子を公式YouTubeチャンネルで公開しました。この会見では、最近の医療情勢や新たに策定された解剖倫理指針、医師の働き方改革に関する取り組み、さらに「健康経営優良法人2025」についての議論がなされました。

会見の主な内容

今回の記者会見は、医療界の最近のトピックスに焦点を当てて行われました。松本会長が担当した第一部では、医療に関連する現在の情勢について詳しく説明しました。特に、政府が策定中の「骨太の方針」と医療財政に関する見解を示しました。この方針は医療連携や地域医療の発展に不可欠なものとされており、これからの医療政策に大きな影響を与えると話しています。

第二部では、篤志解剖全国連合会、献体協会、日本解剖学会の三団体が共同で策定した献体解剖倫理指針の説明に移りました。松本会長は、献体制度の重要性に触れ、国民に向けてその意義をしっかりと伝えていく必要があると強調しました。

医師の働き方改革について

会見の第三部では、城守国斗常任理事が登壇し、昨年4月からスタートした医師の働き方改革制度の進捗状況について報告しました。制度が始まってから1年が経過し、医療機関における環境改善が求められています。この報告は医療従事者のみならず、患者にとっても重要なテーマです。適切な医療サービスを提供するためには、医師自身の働きやすい環境が必須です。

健康経営優良法人2025について

最後に、松本会長は経済産業省が実施する「健康経営優良法人2025」において、特に優れた健康経営を行っている法人が選ばれる「ホワイト500」に日本医師会が初めて認定されたことを発表しました。この認定は、日本医師会が健康経営の推進に積極的に取り組んでいる証であり、今後の医療サービスの質向上を期待させる内容となっています。