トヨタプリウスが大賞「いいクルマアワード2025」
2025年の「いいクルマアワード」において、トヨタプリウスが見事に大賞を受賞しました。このアワードは、オートアフターマーケット連絡協議会が主催し、業界に携わるプロフェッショナルたちが選ぶ「いいクルマ」を表彰するものです。2017年に始まり、今回で9回目を迎えたこのアワードは、自動車業界の重要な指標として位置づけられています。
今回の投票は、2024年12月2日から2025年1月31日の間にウェブアンケート形式で行われ、参与資格を有するのは自動車の流通に関わる専門家たち。このため、実際にクルマを触れる立場からの評価が反映された結果となります。
圧倒的な燃費性能を誇るトヨタプリウス
トヨタプリウスは、先代モデルから8年連続で大賞に選ばれ、その理由は量販車としての圧倒的な燃費性能に加え、耐久性とリセールバリューの高さが大きく評価されています。日常の足として非常に優れた実用性を持ち、長期的なコストパフォーマンスも良好な一台です。来年のモデルでは新たに「V9」が発表される予定で、さらなる進化に期待が寄せられています。
受賞式では、トヨタ自動車の増田裕子氏に選考委員長である三浦和也氏からトロフィーと表彰状が授与され、その瞬間は多くの注目を集めました。
特別賞のトヨタランドクルーザー
特別賞には、同じくトヨタ車であるランドクルーザーが輝きました。その理由は、長年にわたるタフな耐久性と高いリセールバリュー、さらに国外での強力なブランド力が認められたためです。ランドクルーザーは世界中で使われ、信頼される実績がそのブランド価値を支えています。特別賞のプレゼンターを務めたのは、オートアフターマーケット連絡協議会の深澤広司理事です。
EV賞に選ばれたテスラモデル3
さらに、環境対応車部門であるEV賞には、テスラのモデル3が選定されました。この車は、先端技術を駆使したデザインと加速性能が高く評価されています。また、政府の補助金を活用し、一般市民にも手が届く価格での提供も評価要因の一つです。今後は自動運転やロボットタクシーの実現にも期待が高まります。EV賞のプレゼンターは株式会社オートバックスセブンの住野公一氏です。
表彰式のハイライト
表彰式は、東京ビッグサイトで行われる「第22回国際オートアフターマーケットEXPO2025」内で開催され、トヨタ自動車とテスラの関係者が揃い、受賞を祝いました。このイベントは、自動車業界のトレンドや今後の方向性を垣間見る貴重な機会にもなっています。
アフターマーケット業界の重要性
「いいクルマアワード」は、アフターマーケット事業者によるプロの視点からの選考がポイントです。自動車整備や販売に携わる多くの専門家の意見を反映させたこの賞は、業界の健全性を保つための指標とも言えます。ここでの評価基準は、単なる販売データだけではなく、安全性、メンテナンスの容易さ、経済性、さらには環境性能といった多角的な要素が含まれています。
まとめ
今後も「いいクルマアワード」は、自動車業界の発展に寄与し続けることが期待されます。また、今年の受賞車両からも、これからの自動車選びの参考にしていただきたいと思います。業界のプロたちが太鼓判を押した車たちの特徴や性能をじっくりと味わい、最適な一台を選んでください。