学生経営と地方創生
2022-04-20 11:00:10
学生経営と地方創生が出会う新プロジェクト「アナザー・ジャパン」の企業サポーター募集開始
「アナザー・ジャパン」とは
「アナザー・ジャパン」は、東京の「TOKYO TORCH」で新たに立ち上がったプロジェクトで、全国47都道府県の学生が自らの故郷をPRし、地域産品を扱うセレクトショップを運営する試みです。この新しい教育モデルは、学生が地方に出向いて仕入れや店舗運営を実践することを通じて、経営知識を身につけることを目的としています。特集地域は2か月ごとに切り替わり、各地域の特産品を活かした商品展開が行われます。開業は2022年8月の予定で、学生たちはプロジェクトを通じて地方での就職や起業を目指していきます。
プロジェクトの意義
「アナザー・ジャパン」は単なる店舗運営の枠を超え、郷土に愛着を持つ学生たちが自己成長しながら地域に貢献することを目指しています。将来的には、これらの学生が地元で起業したり、企業に就職したりする姿が期待されています。このプロジェクトを通じて、日本各地に新たな価値をもたらす人材を育成することが本プロジェクトの中心となる戦略です。学生たちと地域の企業が連携することで、若者の定住を促進し、地域の活性化に寄与することも目的の一つです。
企業サポーター制度の概要
企業サポーターからの支援は、学生が日本各地で行う仕入れのための交通費や宿泊費、店舗で使用するユニフォームや備品などに充てられ、学生の実践の場をより強固にするための基盤となります。さらに、企業名の掲示やコラボレーション企画などの特典も提供され、企業と学生の双方にとって有意義な経験となることを目指しています。
サポーター制度の利用プラン
企業サポーターには大きく3つのプランがあります。まず、50万円(税抜)の「スペシャル・サポーター」プランでは、店舗内での企業名掲示に加え、Webサイトや各種報告書への掲載、コラボレーション企画の実施が行われます。次に、30万円(税抜)の「スタンダード・サポーター」プランも同様の特典があります。さらに15万円(税抜)の「学生・サポーター」プランでは、指定エリアの学生3名のユニフォーム胸元に企業名を掲示します。
参加企業の声
すでに多くの企業がアナザー・ジャパンプロジェクトの理念に賛同し、参加しています。例えば、株式会社ジェイ・エス・ビーの近藤社長は、学生たちが地元を離れて学び成長する姿に期待を寄せています。また、株式会社JTBの池澤支店長は、学生を通じて地域を再発見し、未来の循環を広げることが観光業界においても重要だと述べています。地主株式会社やコクヨ株式会社など、多数の企業もこの取り組みを支援し、地域創生に向けた実行力を高めていきます。
アナザー・ジャパンの目指す未来
このプロジェクトは、単に学生の成長を支えるだけでなく、地域の活性化や価値創造も同時に実現することを狙っています。既存の教育システムに依存しない新たな学びの場を提供し、学生と地域の企業のコラボレーションを促進することで、多角的な視点から地域を支える人材が育ち続ける未来を描いています。
今後も続々と企業サポーターが参加する予定で、詳細は公式Webサイトにて随時更新されます。「アナザー・ジャパン」が描く日本の未来に、ぜひご注目ください。
お問い合わせ
企業サポーター制度についてのお問い合わせは、三菱地所株式会社TOKYO TORCH事業部までご連絡ください。また、株式会社中川政七商店のビジネスデザイン事業部でも受け付けています。
会社情報
- 会社名
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アナザー・ジャパン
- 住所
- 東京都千代田区大手町2-6-3
- 電話番号
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