保険業界の新星Kalepaが及川直彦氏を日本事業のアドバイザーに任命

米国発のInsurtech企業Kalepaは、最近日本市場への進出を加速させるため、及川直彦氏をアドバイザーに任命しました。及川氏は東京を拠点に活躍し、多様な業界での豊富な経験を持つビジネスリーダーです。過去には電通コンサルティングのCEOとして、日本のトップ企業に対して戦略的なアドバイスを行った実績があります。

及川氏は現在、早稲田大学ビジネススクールでデジタル・イノベーションに関する教鞭を執りながら、データ分析の研究活動にも従事しています。又、SmartNewsやMastercard Advisorsでの役職を歴任し、マッキンゼー・アンド・カンパニーのコンサルタント経験も背景に持っているため、その専門性には定評があります。

Kalepaにおいては、及川氏は「長い伝統を有する日本の損害保険業界において、Kalepaの成長を共に歩めることが嬉しい」とコメントしています。彼は日本の保険会社が持つ収益性向上の可能性に確信を持っており、特にCopilotシステムの導入によってアンダーライティングの効率を高められると期待しています。

KalepaのCEOポール・モナステリオは、及川氏の専門知識が日本市場におけるテクノロジーの導入において極めて重要であると述べました。Kalepaはすでに多くの損害保険会社と提携し、アンダーライティング業務の改革を進めています。

COOのダニエル・ヒルマンも及川氏とのパートナーシップに感謝し、彼の広範な人脈と実績がKalepaやそのクライアントにとって貴重な資産になると期待しています。

Kalepaは2018年に設立され、保険業界に特化したテクノロジー企業です。同社が開発したCopilotは、アンダーライティングの効率を最大限に高めるためのシステムで、アンダーライターが最も利益が見込める業務に集中できるよう設計されています。この取り組みにより、保険業界に新たな変革をもたらすことを目指しています。

現在、KalepaはFinTech Globalの2023年InsurTech 100に選出され、業界内でのプレゼンスを高めています。日本市場への本格的なシフトは、今後多くの変化をもたらすことでしょう。興味のある方はKalepaの公式サイトをご覧ください。