合弁会社MANY ASIAの設立について
日本とタイ、多様な文化を持つこの2国間の交流が年々活発化しています。特に、近年増加傾向にあるタイからの訪日旅行者数は、2013年のデータによると年間で453,642人に達しています。一方、日本からタイに旅行する人数は1,536,425人と、国別では米国、中国、韓国に次いで4番目の高さを誇るのです。
このような背景を受け、新たに設立された合弁会社MANY ASIAは、日本とタイで共に利用できるPocket Wi-Fiレンタルや旅行コンテンツの提供を事業の中心に据えています。多くの旅行者が両国を訪れる中で、MANY ASIAは、さらに効率的で便利なサービスを通じて、訪れる方々の旅をサポートすることを目指しています。
MANY ASIAのサービス概要
MANY ASIAでは、特に日本からの訪問者に向けたユニークなサービスを展開します。具体的には、タイのスワンナプーム国際空港内でWi-Fiレンタルサービスを行う位置づけとして、通信事業者としては初めてブースを設置したことが大きな特徴です。このサービスにより、旅行者は空港に到着した際に直接Wi-Fi機器を受け取ることができ、移動中の余計なコストを抑えることが可能になります。
さらに、訪日するタイ人旅行者向けや、訪タイする日本人旅行者向けに特化したサービスも多様に展開し、両国の文化や観光地を楽しむためのコンテンツを充実させています。
今後の展開
MANY ASIAは、今後の成長戦略を明確にしています。具体的には次のステップを踏んで事業を拡大する計画です。
1. 日本とタイ間の旅行関連事業の構築と拡大。
2. タイからアジア全体に向けた旅行関連事業の展開。
3. タイからアジア以外の地域への旅行関連業務の強化。
これにより、より広範なネットワークを形成し、市場での影響力を拡大することを目指しています。
会社概要と情勢
MANY ASIAの設立には多くの企業が参画し、それぞれが重要な役割を果たしています。以下に、主要な出資元企業の概要をまとめます。
- 設立: 2006年5月
- 本社: 東京都港区
- 事業概要: 新規事業コンサルティング
- - Vertex Asia Co., Ltd. (タイ)
- 設立: 2012年1月
- 本社: バンコク
- 事業概要: メディアやコンテンツ事業の構築支援
- - iGnite Asia Co., Ltd. (タイ)
- 設立: 1999年12月
- 本社: バンコク
- 事業概要: マーケティングとメディア・コンテンツビジネスの支援
このように、各社が集結し、互いに協力することでMANY ASIAは効果的なサービスを提供できる体制を強化しています。
お問い合わせ
MANY ASIAに関する詳細やビジネスへの関心をお持ちの方は、プライマル株式会社の担当者までお気軽にお問い合わせください。
MANY ASIAが提供する新しい旅行体験に期待し、将来的な展開を楽しみにしている方も多いことでしょう。今後のサービスの発展に注目です。