『work with Pride 2023 カンファレンス』が開催決定
2023年11月7日、経団連会館にて『work with Pride 2023 カンファレンス』が開催されます。このカンファレンスは企業のLGBTQ+支援を推進する場となり、G7サミットの開催や同性婚訴訟の動向といった社会背景を反映した内容が用意されています。今年のテーマは「企業から変える。〜いまこそ、ポジティブな声の可視化を〜」です。
カンファレンスの目的と背景
2023年は、LGBTQ+に関する法律や社会の理解が大きく進展した年でした。その中で、企業がLGBTQ+の理解促進に努めることの重要性が増しており、特に職場環境の改善や従業員の心理的安全性の確保が求められています。カンファレンスでは、これに対応するための具体的な取り組みや評価指標が発表されます。特に、国際的にも名高い企業に与えられる『PRIDE指標2023』の認定結果が注目されるポイントとなります。
今年のプログラム
カンファレンスは以下のようなプログラムで進行します。
1. オープニング挨拶(13:30-13:40)
小池百合子東京都知事のメッセージから始まります。
2. キーノート(13:40-14:00)
アーティストでありAAAのメンバーである與真司郎氏が「自分らしく働く」ことについて語ります。
3. 企業経営者アライネットワークの設立発表(14:00-14:45)
影響力のある企業経営者たちがLGBTQ+への支援を可視化し、ネットワークを設立します。パネルトークでは、各企業の取り組みや協力体制について話し合われます。
4. 基調講演「トランスジェンダーについて知っておくべきこと」(14:45-15:10)
群馬大学の高井ゆと里准教授によるオンライン講演が行われ、トランスジェンダーへの理解が深まります。
5. アライに関するパネルトーク(15:20-16:05)
多様性推進に取り組む各界のゲストが参加し、LGBTQ+支援の重要性について議論します。
6. PRIDE指標2023およびレインボー認定結果発表(16:05-16:50)
今年の優れた取り組みに対して評価が行われ、受賞企業が表彰されます。
7. クロージング・挨拶(16:50-17:00)
カンファレンスの最後に各団体の代表からの挨拶があり、参加者全体での集合写真撮影が予定されています。
参加方法と詳細
このカンファレンスには一般参加者も参加可能ですが、事前の申し込みが必要です。オンライン参加希望者には特別な手続きはなく、公式YouTubeチャンネルから視聴できます。参加登録は以下のリンクから行えるため、気になる方はお早めに申し込みをしましょう。
今年のカンファレンスでは、企業のLGBTQ+への支援がどのように進んでいるのかを知る貴重な機会となります。多くの方の参加を期待しています。