銀座での宇宙体験!VRで月面着陸を疑似体験
東京・銀座の三菱電機イベントスクエア「METoA Ginza」で、世界初の高精度月着陸を実現した小型月着陸実証機SLIM(Smart Lander for Investigating Moon)の新たな展示「“月”から見る月面着陸VR体験」が、2024年11月7日から期間限定で再開催されることが決まりました。
この展示は、今年の3月から5月にかけて行われた際に、多くの来場者から好評を博したもので、今回はその再開催という形で、もっと多くの人々に宇宙の魅力を伝える機会となります。SLIMは2024年1月に月面への高精度着陸に成功し、その革新的な技術は今後の月や惑星探査における鍵となるものと期待されています。三菱電機はJAXAからこのプロジェクトを受注し、宇宙技術の先端を積極的に取り入れています。
宇宙の臨場感を体感!
今回のVR体験では、来場者はVRゴーグルを装着し、SLIMが地球を出発した瞬間から月面にピンポイント着陸する様子を臨場感たっぷりに観察できます。体験は、以下のステップで進行します:
1.
地球上空での分離イベント:ロケットからSLIMが分離する際の迫力を体感。
2.
月面周回観察:SLIMが月の周りを回りながら着陸ポイントを探すシーンを見届けます。
3.
着陸の瞬間:SLIMが月面に着陸するさまを真下から観察し、その瞬間のスリルを楽しむことができます。
このVR体験は、生き生きとした宇宙の環境を忠実に再現しており、太陽や地球の位置、月のリアルな地面の色など、細部にわたるこだわりが反映されています。対象年齢は7歳以上ですが、13歳未満のお子さまは保護者の同意が必要です。
METoA Ginzaの使命とは?
METoA Ginzaは、「ワクワクするサステナブルを、ここから。」というテーマのもと、日本の宇宙開発に関する最新情報や三菱電機が持つ宇宙技術のポテンシャルを来場者に伝える場です。未来の暮らしを考えるイベントを通じて、訪れる人々と共に学び、楽しむ体験を提供しています。
また、併設イベントとして、AIをテーマにした「この物語、あなたはどう読む?マンガ×AI展」も好評開催中です。このイベントでは、AI技術がもたらすさまざまな社会的課題について考える機会が提供され、参加者はプロジェクションマッピングによる体験型展示を通じて、想像力をかきたてられる内容に触れることができます。
まとめ
宇宙の神秘を体感したい方にとって、SLIMの月面着陸VR体験は見逃せないイベントです。再開催されるこのアトラクションを通じて、より多くの人々に探索の楽しさや宇宙技術の魅力が伝わることを期待しています。ぜひ、家族や友人と一緒に訪れて、未来の宇宙開発や技術を学ぶ貴重な体験をしてみてください。