秋の訪れとともに、京都の寺院で魅力的な苔アート「モシュ印」と「コケ寺リウム」の展示が行われます。これらは2019年9月1日から12月8日までの期間中、京都市内の8つの寺院で開催されます。昨年は5つの寺院で行われた展示に、新たに3つの寺院が加わります。最初の5つの寺院は三千院、圓光寺、建仁寺、東福寺、常寂光寺で、今年新たに追加されたのは祇王寺、妙心寺桂春院、地蔵院の3つです。
「モシュ印」とは、苔の英語である「moss(モス)」と「御朱印」を組み合わせた造語で、苔を用いて再現された御朱印の特別なアートです。各寺院では、高さ1.5メートルにおよぶ「御朱印」が苔で描かれます。一方、「コケ寺リウム」は、密閉したガラス容器の中にそれぞれの寺院の特徴を持つ景色を苔で表現したミニチュアアートです。これにより、来場者は新たな視点で寺院の美しさを楽しむことができます。
この夏、JR東海では「苔と新緑」をテーマにしたキャンペーンが開催され、多くの人々に支持されました。また、TBSの番組『マツコの知らない世界』においても「苔の世界」が特集されたことで、その人気が再燃しています。さらに、最近では「苔旅」や苔を使ったスイーツ「苔パフェ」など、さまざまな苔関連の新たなる楽しみが広がり、魅力を増しています。
京都での苔アートの展示は、ただの鑑賞を超えた体験を提供します。期間中、各寺院を巡回するための「地下鉄・バス一日券」や、指定の2寺院での拝観が可能な「拝観整理票付き苔ガイドマップ」が付いたお得な旅行商品も発売されます。JR東海ツアーズをはじめとする旅行会社で予約が可能です。
また、展示されている「モシュ印」と「コケ寺リウム」をInstagramに投稿し、指定のハッシュタグをつけると、投稿した寺院の数に応じてAmazonギフト券がプレゼントされるキャンペーンも実施されます。これは参加者が秋の京都での興奮をシェアする絶好の機会です。
実施概要
- - 実施期間:2019年9月1日(日)~2019年12月8日(日)
- - 対象寺院:三千院、圓光寺、建仁寺、東福寺、常寂光寺、祇王寺、妙心寺桂春院、地蔵院(西京区)
- - 観覧方法:各寺院の拝観時間に従い、各寺院の拝観料が必要です。特別展示は、それぞれの寺院の拝観と共に楽しむことができます。
秋の京都で広がる苔の世界を、ぜひ体験してみてください。これらの作品に触れ、苔の魅力を再発見し、新たな感動を味わえること間違いなしです。苔の持つ静けさと美しさを肌で感じるこの素晴らしい機会をお見逃しなく。