リクルートスタッフィングが「Day of Impact」を開催
株式会社リクルートスタッフィングは、2023年6月より始めた「RGF Connect」というソーシャルプログラムの一環として、特別なサステナビリティイベント「Day of Impact」を実施しました。このイベントは、リクルートスタッフィングの従業員を対象に、特例子会社であるリクルートスタッフィングクラフツの従業員との交流や業務体験を通じて、障がいのある方々の働く環境について理解を深め、サステナブルな社会の実現を目指すものです。
RGF Connectの目的と意義
「RGF Connect」は、リクルートホールディングスの人材派遣ブランドとして、全世界に展開されるソーシャルプログラムです。その目的は、『Bridging opportunities for all(すべての人々に機会を)』というテーマのもと、雇用機会の創出やトレーニングを通じて、包括的な社会の実現を図ることにあります。この取り組みは、年に一度の「RGF Connect Global Week of Impact」の一部として位置付けられ、各国で「機会創出」にチャレンジするサステナブルなイベントが計画されます。
「Day of Impact」もその一環として、6月の第一週目に開催されました。この日、リクルートスタッフィングでは、障がいのある従業員との直接的な業務体験や交流を行い、参加者はその体験を通じて多くの学びを得ました。
イベントの内容と参加者の感想
イベントでは、リクルートスタッフィングクラフツの従業員が製作した手作りカレンダーやオリジナルコーヒーを楽しむことができる機会がありました。参加した従業員は、カレンダーに必要な紙材料作りやコーヒー豆の選定を体験し、その中で障がいのある方々との交流を深めました。参加者からは、「知的障がいのある方々の緻密な仕事ぶりに驚いた」という驚きの声や、「彼らの働きに対する姿勢を広めていきたい」という意見が寄せられました。
また、クラフツの従業員も「自分たちが作ったものを多くの人に使ってもらえることがやりがいになっている」とのコメントを残しました。このように、日常的に交流し、共に働くことで、障がいに対する理解が深まり、社会全体の意識改革につながることが期待されます。
リクルートスタッフィングクラフツの取り組み
リクルートスタッフィングクラフツでは、知的障がいや身体障がいを持つ方々の職域創出に注力しており、現在も多くの従業員が活躍しています。具体的には、廃材を再利用した「紙漉き」による環境に優しい紙製品の製作や、オリジナルコーヒーの製造などを行っており、これにより障がいのある方々が持つスキルを最大限に引き出しています。また、在宅での就業機会の提供も行い、多くの障がいのある方々に働く機会を提供しています。
さらに、2023年からは身体障がいのある若年層向けのキャリア支援活動にも取り組んでおり、特別支援学校との連携を図りながら新たな可能性を開く支援を行っています。これにより、若い世代の障がい者が夢を描き、未来に向けたキャリアの選択肢を広げることを目指しています。
まとめ
リクルートスタッフィングは、今後も『「らしさ」の数だけ、働き方がある社会。』というビジョンのもと、誰もが自分らしく働くことができる環境の実現を目指して取り組んでいく所存です。障がいのある方々とともに働き、学び合うことで、より良い社会の実現に寄与していきたいと考えています。詳細については
こちらをご覧ください。
リクルートスタッフィングは、今後もこの取り組みを継続し、社会の一員としての役割を果たし続けることでしょう。